2月28日、月末の築地便り

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 有楽町駅を降りたら、なんだか冷え冷えとしていた。
 晴海埠頭行きのバスで築地着が8時5分。
 入り口の「ゆで太郎」でイカ天うどんをすすって場内へ。
 月末の土曜日なので買い出し組は少なく、場内すし屋などに一般客の数多し。

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 中に入るとまた見事に人がいない。
 春らしさを感じさせてくれる貝類とくにトリガイが目立つ。
 そしてマダイの真子、白子。
 マグロ屋(大物)の店頭にパック類が目立つ。
 特種の店頭にはヒラメ、マダイの4分の1カット。
 これが一般客狙いだと思ったら大間違い。
 最近ではプロの4分の1買いも珍しくないのだ。
 カワハギの魅力が落ちてきており、そこに本マス(サクラマス)。

 『岩田』でマダイの白子(キロ3500円)を300グラム、佐島(神奈川県)産生ワカメを買う。

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 『濱長』で福地さんを探すけど、見つからず。
 そういえば『濱長』は美人揃いだな、福地さんも含めて。

 そのまま進んでいくけど、やはり面白いものには出合わない。
 エボダイ(イボダイ)のいいものがあり、こはだ(コノシロ)もこの日のものはいいのだ。

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 マグロ屋『大作』で本マグロのづけを買う。
 これは最近づけのタレをあれこれ工夫しているので勉強のためだ。
 『富士恭』の前でムスシャモさん、鮟鱇さん、ヤガラさんと合流。
 史郎さんも出てきて、なかなか元気そう。
 月末とはいえ、本当に人出がなく、とても歩きやすい。

 4人で歩き始めて、すぐタカサゴを発見(帰宅後ニセタカサゴであることが判明)。
 目を上げると『大音』さんのところだった。
 キロ700円で2本買い込む。
 鮟鱇さんも買ったようだ。

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 『大音』さんは堅実な魚種のなかに、ときどき珍しい魚を織り込んでいる。
 親切なのと、ときに発見があるのがうれしい。
 淡水魚(ウナギ)を扱う店に本モロコ(モロコ)、ごり(たぶんジュズカケハゼ)。
 ボクはモロコは淡水魚でいちばんうまい魚だと思っている。

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場内の干物屋には面白い物、うまいものがてんこ盛り。まとめ買いして冷凍保存しておくというのもおすすめだ

 青森県八戸産のキタムラサキウニを各所で見る。
 イリヤマイチ斎藤にめぼしいものはなく、「また来週来るから」。
 海老の『亀福』でヨーロピアンオマールを見つける。
 キロ8000円だが、即購入。
 1尾4000円だった。

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 この本来のオマールエビ、我が家にはポジフィルムしかない。
 『亀谷』で台湾産のハマグリを買い、なんとこれが900円。
 高いな、と思ったとともに「ひな祭」の近いことを思い出す。

 この後、やっちゃ場に移動。
 『くしや』でいろいろ買い込もうと思ったらクーラーバッグがパンパンで、購入断念。
 宮古島のラッキョづけのみ買う。
 鮟鱇さん、ムスシャモさんなどが、つぼみな、あさつきなどいろいろ購入しているのをねたましく思う。

 最後に長崎県漁連。
 ここも時化ていて魚は少ない。

 帰途の中央線では熟睡。
 気がついたら立川であった。

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
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コメント(1)

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お疲れのぼうずコンニャクさんよりか、
元気だったかもしれない史朗です。
いやいや、楽しそうな買い物ですね!
いつか、自分もぼうずコンニャクさんと
回ってみたいです!
最近、やっちゃばや、妻やを見るのが楽しみ
になりました。
そして今、花わさび、葉わさびにハマッテおります!

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このページは、管理人が2009年3月 1日 13:41に書いたブログ記事です。

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