本日の市場は寂しかった。
なんにもなかった、がっかりだ。空しく帰ろうかと思ったら、そこにあったのが「ながらみ」。
漢字で書くと、どうなるのだろう。
タイトルはボクの想像による。
愛知県産で、やや小振り。
そのせいか、キロ当たり800円と安い。
これを一握り、100円分買ってくる。
仲買のお姉さんが「けちな買い方するなよ」と言ったのを聞かぬ振り。
持ち帰って、片口を用意して、「ながらみ」を放り込み、熱湯をそそぐ。
3分から5分待って、出来上がりだ。
「ながらみ」で用意するものはお湯だけ。
そう言えば、静岡県島田市在住の級友は「昔はこいつがおやつだったんだ」といって食べ方を教えてくれたっけ。
お湯は捨てないで、楊枝で身を取り出してついている砂をここで洗う。
そう言えば「ながらみ」はこの熱湯をそそぐだけというのがいちばんうまい。
身に甘みがあって、食感があり、ワタがまたすこぶるつきに美味なのだ。
さて、言い忘れていたが、「ながらみ」とはダンベイキサゴ、もしくはキサゴのこと。
今回のものはダンベイキサゴであった。
2009年3月31日
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、ダンベイキサゴへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/kofukusoku/nisikiuzugai/danbeikisago.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
http://www.zukan-bouz.com/
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
「本エビ」で“エビおこ”なのだ 後の記事 »
築地土曜会を行います