本日、先週からのことを振り返ると、まったくてんやわんや、なにがなんだかわからない。
先週でひとつの仕事が一段落、またひとつの仕事に専念できるようになる。
食材辞典のお手伝いなんだけど、考えてみると水産物の食材図鑑・辞典はろくなものがなく、まともなものを作れるのはボクしかいないんだなと確信する。
ちなみに羅列した種は600。
これを千種ほどにして基本ベースとして持っておくべきだなと思う。
ほっとした金曜、『築地土曜会』の反省会を翌土曜日に行うことになる。
無理だと言ったのだけど、「言い出したのはお前だろう」と言われて、仕方なく目黒で会のメンバーと落ち合うことに。
土曜日、目黒での会合は、ボクが集中砲火を浴びることになる。
繊細なので食べた中華の味わいも、紹興酒の味もわからぬままに、二次会に突入。
花見をしながらワインと日本酒をやる。
途中、桜の木に登る人あり、子供の遊具を取り上げる人有りで大変だった。
さて目黒川の護岸の味気なさに驚き、そこに散りゆく花びらの無残かな、と思い、我の寂しさはもっともっと深刻じゃないか、なんてことも思う。
そこへいくと当日話題になった都の水道局のワッペンを作り直したバカな、まるでどう考えても下等動物のようなろくでなし都職員のように「なにも物事を考えない」でいられたらいいな、なんて思う。
日記とは関係ないけど、この都職員が処分(こんなろくでなしは懲戒免職しろ)されないでは都民としては怒りを感じるな。
二次会のあとに三次会までへて帰宅する。
翌日曜日午前3時前に沼津に向かう。
昼酒を飲んでから8時間以上経っているので、酒酔い運転ではない。
HNKラジオ深夜便を聞いていたら筒美京平特集。
坂本スミ子の「夜が明けて」、堺正章の「さらば恋人」はボクが小中学校のときもっとも好きな曲だったな、なんてしみじみ聞いてしまう。
しかも「さらば恋人」の作詞者が北山修なのも今回初めて知ったことなのだ。
ボクのもっとも大好きな作詞家だ。
沼津魚市場には4時半に到着。
山丁・菊貞 菊地利雄さんに近況を聞き、イーノの社長に会う。
競り場は満月のために魚がまことに少ない。
オオエンコウガニ、オニソコホウボウを青木修一さんに競ってもらって、クルマに帰って仮眠。
夕方までやることがないので静岡市まで。
市内に入って初めて日曜日であったことを思い出す。
午前10時になった途端、人出がありじっくり町歩きも出来ない。
結局なにも見ないで沼津に帰ってくる。
そういえば観光も、ドライブなんてことも、バイクのツーリングにしても総て大大大嫌いなんだよな、ボクって。
午後2時過ぎにホテルにチェックイン。
シャワーを浴びて、メモをしながら、いつの間にか居眠り。
午後4時過ぎに島根県浜田水産事務所のヒゲナス2さんがやってくる。
ここで予め打合せ。
今回は大田市(おおだし)、浜田市、江津市の方、業者2名を沼津視察で案内する。
夕食は駅前の『Lion』。
島田市と比べると沼津にはろくな居酒屋がない。
これが残念でならない。
翌13日は午前5時前からイーノの視察。
お役人が考えて、バカな設計者が作った外見きれいな建物がいかに困った物なのかを知ってもらう。
しかし、このような施設を設計するなんてろくでなしだな。もしくは無能だ。
これも下等動物のような、むしろ害悪があるので毒虫のようなヤツラだと思う。
この使いづらい建物を現社長以下、いかによくしていくか日夜考えて実行に移している。
だんだん良くなっていくイーノに期待。
朝食はイーノで。
イーノの海鮮食堂はここ数ヶ月で格段によくなっている。
ここで朝ご飯が食べられる魚市場職員は幸せである。
午前9時から佐政水産を視察。
この新工場のすごいこと、見事なこと。
地魚の新しい可能性が見えてくる。
お昼は双葉寿司。
午後からサスヨ水産。
今年から島根県浜田市の「どんちっちあじ」を沼津で加工してもらうことになった。
午後3時で視察は終了。長い長い2日間であった。
帰宅は5時半過ぎ。
夕食は、とにかく食べたような食べないような。
午後8時にダウン。
さて、火曜日から平常通りとなる。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
http://www.zukan-bouz.com/
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「どんちっちあじ」沼津に嫁ぐ