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市場の塩干の店でウルメイワシの頬刺しを見つけた。
なぜこんな在り来たりのものを“見つけた”のかというと、一目見て、なかなか見事なものだなと感じられたからだ。
ウルメイワシの干物は乾きの強い方が好きだ。
だが、なかなかそんな上物が見つからない。
そして出来るだけ大きい方が望ましい。
残念ながら今回のものは小振りだけど、酒のアテを求めていたので、さっそく買い込んだ。
仲買に聞くと、産地は大分県なのだという。
ちなみに「目刺し」とは目に串などを刺し通して干し上げたもの。
「頬刺し」とは鰓蓋から口に串を通したものだ。
最近見る限り頬刺しばかりで「目刺し」を見かけない。
やっと見つけたらカタクチイワシだったりする。
「ウルメイワシの目刺し、どこにいったんだろう?」
さて夕べとなって、ロング缶ビールとウルメイワシの頬刺し。
風薫る季節で、窓辺で沈みゆく太陽を見ながら飲むビールがうまい。
2008年5月14日
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、ウルメイワシへ
http://www.zukan-bouz.com/nisin/urumeiwasi.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
http://www.zukan-bouz.com/
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