6月9日の食べ物日記

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 朝方6時半過ぎに我が家を出る。
 ほとんど始発のバスに飛び乗り、中央線、山手線と乗り継ぎ、新橋で築地行きのバスにのる。
 8時過ぎに場内着。

 本日の築地場内の人出多い。その割りにすし屋の行列が短い。
 朝ご飯は『天房』と決めていた。ところが本日は満員。今日は普通のめし屋の方が人気があるのだろうか。

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 『小田保』でアジフライ定食。どうしたことだろう。この定食900円がいただけない。
 マアジが大きすぎるのだ。『小田保』のアジフライはこのようなものだったっけ?
 アジフライのアジは大きすぎるてはダメなのだ。
 1尾を開いて、一枚のフライというのがいちばんいい。
 片身で揚げていて、しかも旨味に欠ける。
 まさかと思うけどある疑惑が浮かんでくる。
 店内では肉じゃがを肴に酒盛りする常連さん。
 これが本来の築地の店のありかた。

 場内にはなんらめぼしいものがない。
 青森からたくさんきていたのがミネフジツボ。大きさでキロ1600円から2700円の開きがある。
 『村清』に山口県水産試験場と山口県漁連山口支店が養殖した「紅きらら(カイガラアマノリ)」を試食してくれるようにお願いする。

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「ハタポン、ちゃんと売り込んでおいたよ!」

 『神奈辰』にハモの卵があったので買う。
 『稲良』でマグロの切り落とし。

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長崎県産ハモの真子

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ボタンエビの冷凍ものをチェック。カナダボタン(カナダスポット)の箱が目立つ

 10時過ぎから大都魚類で会議(そんなに大げさじゃない)。
 島根の加工品をいかに売るかが、話の中心となる。

 やっちゃ場により、児山池のヒシの実が売れないか、問い合わせる。
 『くしや』で聞く限り、入荷量にもよるが見込みアリとの答え。

 12時、銀鱗文庫に移って、築地銀鱗会と打合せ。
 7月4日の「築地土曜会」のサポートをお願いする。
 淡竹さん、快諾。

 お昼は東都グリルでビール。
 濱長の福地さん、近所まで来ていたヤガラさん、尻高鰤さん。

 帰宅すべく、都バスの乗り込んだら新橋行きだった。
 なにげに窓の外を見ると熊本県のアンテナショップ。
 途中下車して日奈久竹輪など買い込む。

 午後2時過ぎの中央線で熟睡。
 5時過ぎに帰り着く。

 夕食は熊本県天草『原蒲鉾店』の「手焼き蒲鉾」、築地場内で買ったマグロの切り落とし、肉豆腐、ソーメンにトマトサラダ、新じゃが塩ゆで、ゆで卵。
 天草の「手焼き蒲鉾」なかなかうまい。これは見つけものだった。

 なんと8時過ぎにダウン。
 深夜2時に起きて内藤鳴雪の自伝を読む。
 魚貝類を調べていると、このような自伝を読む必要があるのだ。

 またうとうとする。
 本日、図鑑など進展なし。

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
http://www.zukan-bouz.com/


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このページは、管理人が2009年6月10日 08:52に書いたブログ記事です。

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