魚貝類料理は単純な方がいい、というのが最近感じていることだ。
すり身にしたり、手のこんだソースを用意したり、どうにも無駄に思えてならない。
特に白身で身の味わいに力強さがあるハタ類の料理に複雑な方程式はいらない、足し算でやろう。
白身で上品すぎるくらい上品な味わい。
そこの油を足し、ニンニクの香りを足す。
ようするに小振りのシロブチハタ半身を、オリーブオイルで焼いただけ。
できるだけ香ばしく、じっくり時間をかけて焼き上げる。
出来上がったら、手づかみで、片手にビールでむさぼるように食う。
このまま食べてもいいし、市販のタルタルソースで食べてもいい。
香ばしいなか、シロブチハタの旨味のある白身の味が、口中幸せ感で満たしてくれるはずだ。
ハタ類などを食らうたびに、旨い魚は足し算くらいの料理でいいと、改めて思う。
シロブチハタのオリーブオイル焼きの作り方
1 三枚に下ろした半身に塩こしょう。
2 しばらくおき、出てきた水分を丁寧にふきとる。
3 フライパンにたっぷりのニンニク、オリーブオイルを入れて、火をつける。
4 ニンニクの香りが立ち上がってきたら、魚を皮を下にしていれる。
5 後はじっくり、香ばしく焼き上げる。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、シロブチハタへ
http://www.zukan-bouz.com/hata/mahata/sirobutihata.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑
http://www.zukan-bouz.com/
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2009年07月26日の改訂記 後の記事 »
今年いちばんのイサキだった
いつも参考にさせていただいています。
ところでハタ科の魚を見させていただいているうちに「キハッソク」という魚がいます。
由来は「木八束」だというのが書かれてありますが「黄八束」というのも聞いたことがあります。
これは黄色の魚体を八の字に縄か何かで結んでいるように見えるからとのことでした。
どちらの由来もうまくつけるものだと感心したしだいです。