ショウサイフグのスダチしょうゆ漬け

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市場にフグが増えてきた。
現在のところ、ショウサイフグが圧倒的に多い。
本格的な秋を迎えたんだな、と思う一瞬である。
だからフグを買う。
市場のフグ調理師に毒の除去をしてもらう。
帰宅して、塩水で汚れや復の皮を取り去り、ペーパータオルにくるみ寝かせる。

霜降りにして、故郷からなき父が送ってくれたスダチと生しょうゆで漬けにする。
これに一味唐辛子を振り、酒の肴とする。
面白いもので、このような単純な酒の肴を子供が好いてくれる。
唐辛子のない部分をごっそりと箸でつまんでうまそうに食らう。

フグと柑橘類のなんと相性のいいことだろう。
ショウサイフグはやや水っぽいのを冷蔵庫で寝かせて取り、霜降りにしてまた旨味と適度な甘みが浮かんできている。
清酒「土佐鶴」がうまい。

作り方
1 ショウサイフグは頭を取り、内蔵ごと皮を剥く。ここまではフグ調理師にやってもらう。
2 塩水で洗い、汚れ、内蔵を取り去る。ふきん、ペーパータオルにくるんで寝かせる。
3 三枚に下ろして、霜降り(熱湯に落して表面が白くなったら、冷水に落す)に。
4 よく水分を切って、玉ねぎのスライスとスダチと生しょうゆの地に漬け込む。
5 彩りにニンジンの千切り、わけぎの小口切りを加えて皿にもりつける。

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、ショウサイフグへ
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コメント(1)

はじめまして こんばんは^^

「ショウサイフグ」 初めて聞きました。

スダチと生醤油いいですねぇ〜
お酒が進みそうです (*^m^*)

こちら北海道なので フグは年に1〜2度しかお目にかかれませんが もうすぐ再会できそうです (笑) 

また 遊びに来ます♪

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このページは、管理人が2009年10月14日 21:50に書いたブログ記事です。

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