小林製薬の「魚焼きパック」について

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市場の薬屋で見つけたもの。
電子レンジで魚が簡単に、しかもこんがり焼ける。
そんな紙製品。
箱を開けると4枚の厚紙のシート。
内側に透明なフィルムがくっついている。
このフィルムが高温になって、内側の魚がこんがり、ふっくら焼けるらしい。
定価は300円だというが、薬屋で1箱だけ残っていたもので、なんと100円にしてもらった。
マルヤ薬品のお姉さん、ありがとう!


まずはマサバの生切り身で試してみる。
三枚に下ろして、振り塩して30分ほど。
表面の水分を拭き取り、紙パックにはさんで、電子レンジへ。
ふっくらと焼く場合、短時間でよいと書いてあって、600ワットで2分30秒だという。
ところが我が家のレンジは700ワットなのである。
とりあえず、2分。
ときどきポンポンと音がして、レンジのドアを開けると、ジュワっと音がする。
シートの蓋を開けると、ちょっと表面が水っぽい。
後20秒。
こんどは表面こんがりとはいかないものの、いい匂いがする。
さて、ここからが問題。

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紙に魚がくっついてしまっているのだ。
これをへらと菜箸でゆっくりはがすが、なかなか大変。
取りだして皿に盛ったら、とても電子レンジで作ったとは思えない。
うまそうだ。

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さて、傍らでガス台のグリルでも塩焼きが焼き上がろうとしている。
これは片面6分、もう片面4分なので、10分かかっている。
食べ比べるとやはりガスで焼いた方がうまい。
でも、レンジのものが完敗というわけではない。
比べなければ、これはこれで十二分にいい味である。
ほどほどに焼いたような香りがある。

このやり方でアメマス、トヤマエビ(ボタンエビ)も焼いてみる。
意外だったのはトヤマエビを1分間チンしたもの。

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焼き加減が抜群によく、甘みが際立っている。

そしてもう一品。
こんどはアカガレイ。
塩をして振り塩、酒を塗り、実山椒をのせて焼く。
このような焼き方はグリルでは出来かねる。
これが絶品。

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かすかに山椒の香りが立ち、身はしっとりとして柔らかい。
うっとりするほどうまいのである。
ディル、タイム、セージなどハーブの香りをつける焼き方にも威力を発揮しそうだ。

さてこの『チンして! こんがり魚焼きパック』だが、我が家に常備したきものと思った。
1枚で2回使える。
後1枚だけ残っている。
さて、次は何を焼こうか。


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このページは、管理人が2010年7月 4日 14:08に書いたブログ記事です。

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