最近どうしても検証したいことがあり、それはボクの父が昔やっていた「ちりめんにお湯をかけて食べる」という行為だ。
どんぶりにちりめんを入れてお湯をそそぐ。
ほんの1、2分待って、お湯を捨てて食べる。
「ちりめんに混ざった砂などを取るため」
父は言っていたが、そうなんだろうか?
この行為は徳島県の片田舎(徳島県美馬郡貞光町)だけのものか?
父だけがやっていたことなのか?
今回、高知県宿毛市の河原海産でキビナゴのちりめんを買った。
キビナゴを煮干しにすること自体は知っていたが、改めて画像を撮りたかったためでもある。
そして届いたのが、ちりめんでも「かえりサイズ」であった。
ちりめんは小さいものから「ちか」、「かちり」、「かえり」と大きくなるにしたがい名前を替える。(地域によって名称は変わると思う。一般には、しらすのやや大きくなったものを「かえり」)
小さいほど高く、大きくなると安くなる。
大きいと食べづらいせいで高くなると言ってもいい。
今回のキビナゴ、味はよいものの少々硬い。
それで思い出して父と同じ方法で食べてみた。
これがほどよい硬さになって、しかも生臭みも抜けてうまいのだ。
他の地域でもちりめんにお湯をかけていたのだろうか?
河原海産
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、キビナゴへ
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9月なのに「がわ」がうまーーい!
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お湯、かけますねぇ。
ただし食べるときではなく、
ちりめん山椒を作るとき。
よごれを落とすためとふっくらさせるため、
確かそういう理由だったと思います。
同じような意味合いがあるように思いますが・・・