秋らしい料理が作りたい。
まだまだ暑い日があるかも知れないけれど、朝夕の涼しさに、暖かいものを作りたいのである。
さて、ご近所のイチロウさんに天然マイタケをいただいた。
ちょっと長けたものだが、香が非常に高い。
この香を生かせる料理。
となれば土瓶蒸ししかないではないか。
魚は小田原から来た入り合い(いろんな魚が混ざって入っている)に入っていたヘダイ。
そして血合い抜きの上等のカツオ節でとっただし。
土瓶蒸しは閉じ込める料理なので、だしも魚も上品なものがいい。
土瓶蒸しは、その名前のごとくほんの十数分蒸すのだけど、この時間がいい。
食卓に運んで、カボスを絞り込みながらゆったりくらう。
このゆったりした時間が、また味わいの内なのだ。
マイタケの香り、ヘダイの味わい。
秋になったのかも知れないな。
キノコ取り名人のイチロウさんに感謝いたします。
材料
だし360㏄、酒・みりん少々、塩、湯引きしたヘダイの身、マイタケ適宜、三つ葉
作り方
1 だしに酒・みりんを合わせて、塩で味つけ。
2 どびんにヘダイ、マイタケを入れだしを加えて蒸し器に入れる。
3 約10分蒸し、加減を見て三つ葉を加える。
4 後は数分蒸して出来上がり。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、ヘダイへ
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