8月の小田原魚市場 01

0
oda001.jpg

神奈川県のいちばん西にある都市が小田原。
小田原から伊豆半島に入り、真鶴、湯河原は非常に近く、
車で走ること15分とかからない熱海は静岡県になる。
その小田原市早川にあるのが小田原漁港で、
水揚げ場となっているのが小田原魚市場で正式名を小田原市公設水産地方卸売市場という。
面白いことに、長年釣り師としてこの港に通っていたが、
一度も小田原漁港とは言わず、また釣りの世界でもそのように表記しない。
釣り師、釣りの世界では早川港と呼ぶ。
 
ボクが住んでいる三多摩地区はもともと小田原とのつながりが深く。
ほんの十数年前までは小田原で仕入れる水産業者もあったくらい。
三多摩地区の中心、八王子からは1時間半。
都心に行くのと同じ時間でたどり着ける。

oda002.jpg
 
小田原魚市場で扱う魚貝類のほとんどは定置網で揚がったもの。
これに刺し網、釣りものが加わる。
定置網は東の二宮沖、南西は伊豆半島つけ根の真鶴福浦まで無数にある。
アジサバ、マダイにブリ類、サバ科のマグロ族など浮き魚、根魚など
多種多様で、季節季節に魚種を替えてとれる。
イセエビ、サザエなども多く、大型のアワビも揚がる。
釣りものではアマダイ、マダイ、スミヤキ(クロシビカマス)、
クロタチカマス、キンメダイ、アコウにユメカサゴなど。
水深1000メートルを超える相模湾の魚貝類は豊富で、また独特のものがある。
 
oda003.jpg

八王子を2時半過ぎに出て南下、小田原厚木道路を利用して、
ちょうど1時間半で市場に着いた。
場内は煌々と灯りが点り、定置網などの水揚げが行われており、
活気がある。

小田原魚市場

案内していただいた伊勢原のマルモトさん

このエントリーをはてなブックマークに追加

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://blog.zukan-bouz.com/mt-app/mt/mt-tb.cgi/2921

月別 アーカイブ

このブログ記事について

このページは、管理人が2011年8月21日 22:22に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「カタクチイワシの魚醤をまぶすだけ」です。

次のブログ記事は「8月の小田原魚市場 02」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。