8月お盆前の沼津魚市場

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「あんたが来るときは、いっつも魚がねえだら」
イーノに入った途端に声がかかる。
広い場内に本当に魚はなく、仲買さんの姿もちらりほらり。
端っこにある活魚槽まで来てため息が出る。
活魚槽にはカサゴ、オニカサゴ、アカハタ、イラ、カワハギ、コショウダイ、オオシタビラメ。

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駿河湾ものをとにかく探していくと、アカムツとオオメハタくらい。
マダコが非常に多い。
キンメダイを見て荷さばき所の山丁 菊貞菊地利雄さんに挨拶。
場内にもどって佐政水産の青木さんに、挨拶。
仲買さんにからも声がかかって、好不漁関わらず、たまには来ないといけないのだ、なんて納得する。
天然のシマアジがあり、アオハタ、そしてやっぱりアカハタが多いな。
土肥の船がサビタチ(クロシビカマス)、メダイ、マアジ、マサバ。

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場内はすさまじく暑い。
あまりに厚いので荷さばき所に入り涼み、また場内に出ると眼鏡が曇って、不快指数100パーセントなのだ。
磯玉はいつもはアナアキクボガイばかりなのだが、今日はヒメクボガイがある。
メカイアワビにサザエがいっぱい。

いちばん大きいサビタチを青木さんにお願いして、休憩所で一休み。
甘いアイスカフェオレがうまい。
8時前、佐政水産でお願いしておいた魚を受け取り、久しぶりに『高嶋』で朝の握り。

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マアジにカツオ、メジマグロの腹もがうまい。
ここで東名で大きな事故があったらしい、と聞き。
「裾野から入った方がいい」との情報をきく。
さて本日買ったものはアカムツ、アカハタ、イラ、巨大サビタチ、魚健水産でオキザヨリ、コモンカスベ、シロサバフグの中骨の干もの。

案の定、市場を出てすぐに渋滞に捕まる。
裾野をめざすがなかなか進まない。
裾野にある農産物直売所により、お茶、野菜などいろいろ。
小麦饅頭というのがうまかったのだ。

沼津魚市場を出て、なんと1時間半もかけて御殿場インターから東名に乗る。
帰宅は正午過ぎ。
疲れたのだ。

佐政水産さん、お世話になりました!
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このページは、管理人が2011年8月12日 16:03に書いたブログ記事です。

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