3月、明石海峡春景色の旅 01

0
3月13日、早朝に我が家を出て、京王相模原線、横浜線と乗り継ぎ、
新横浜から新幹線で新大阪に。
新大阪からいつもながらに乗り換えホームに迷わされて、
これまたなぜ「新」がついて快速より早いのか意味不明の
新快速に乗り換えて9時半に明石駅に着く。
ここで一発、あまりに不愉快なので「JR西日本は嫌いだ!」。

uouo001.jpg

海側に出て、まずは魚の棚へ向かう。
西側の入り口から東に向かって歩く。
左右に「くぎ煮」を売る店があり、
ちょうどたきあがったばかりを笊に移している。
朝からなにも食べていないので、非常に惹かれる光景だ。
 
uouo002.jpg

干物というよりも乾物(よく乾かした)を売っている店がある。
マダコ、イイダコ、デベラ(タマガンゾウビラメ)に
ハタハタも強く干している。
マダコの干したものは珍しくないが、イイダコは珍しい。
ここにくるたびに思うことだが、
観光客目的の店が増えているように思う。
 
uouo003.jpg

シロギス、タチウオ、メイタガレイ、クロメ(メバル)、
赤メバル(カサゴ)、マダコ、ミミイカ、など
新鮮で妥当な値段なのがいい。
反対にマグロやベニズワイ、ズワイガニ、明太子などに
「???」がいっぱいわいてくる。
ここまで来て他の地方の食料品を買う意味はないと思うのだが?
とても明石らしいと思った光景がイカナゴ売り。
青いカゴに新子(今年生まれの稚魚)が入っていて、
それを笊ですくってビニール袋に入れている。

uouo004.jpg

「行列を作ってイカナゴを買う光景」は明石市の春の風物詩だが、
並んでいる人の年齢が高いのが気になる。
新子の横には「ふるせ(昨年生まれの成魚)」もあって、
同時に売っているのは大発見。

uouo005.jpg

イカナゴを売っている店はポツポツと数軒あるが、
商店街のなかほどにある『松庄』さんでは
イカナゴだけしか売っていない。
実は明石には月曜、火曜日にくるはずだった。
それをずらしたのは時化ていたためで、
地元産の魚は思った以上に少なかった。
(注/この時期の漁の主流はイカナゴ漁で
それ以外魚の少ない時期だという)
どうやらこのようにたイカナゴを笊ですくって売っている店は
もともと魚の棚にあった店のようだ。
 
uouo006.jpg
朝からなにも食べていないのでここで「明石焼」を食べる。
「明石焼」と明石市以外の人の言うことで
地元では「玉子焼き」という。
9個で550円。
味は悪くはない、が都内の動物園や
ショッピングセンターのフードコートで食べられる程度の味で、
魚の棚で食べる意味あるの、かなと思う。
魚の棚で「明石焼き(本来は玉子焼き)」を食べるたびに、いやな気分になる。
(後に知ったことだが、おいしい玉子焼きは中心部にはなく。
また知名度のある店でもない。そしてうまい玉子焼きはちゃんとある)

明石浦漁業協同組合

このエントリーをはてなブックマークに追加

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://blog.zukan-bouz.com/mt-app/mt/mt-tb.cgi/2975

月別 アーカイブ

このブログ記事について

このページは、管理人が2012年3月15日 01:35に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「本日と明日は明石市にいます」です。

次のブログ記事は「3月、明石海峡春景色の旅 02」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。