朝方4時に起きながら、また横になってしまって、気がついたら6時半過ぎ。
体がだるいので高村薫。
7時前に起きて、データベースの整理。
エビジャコ科まで進む。
8時に市場に。
『マルコウ』でバチの赤身。
なかなかいいもので、1さく1400円くらい。
『高野水産』はなかなか帰ってこない。
西立川の芳さんがいたので鉄火丼のことを聞く。
ちなみに芳さんは日野コンテッサ世代。
数年前になくなった『美登利ずし』さんは日野ルノー世代。
これがわかる人は少ないだろうな。
横川町さん(鮨忠 八王子横川町)が孫とやってきたのでまた聞いてみる。
「昔から鉄火丼はあったな。そうだ昔なすし飯を入れるだろ、
そこにわさびを置くのさ、均等にな。
そして海苔を散らして、そこにさ、マグロの赤身を並べんだな」
話の間中孫に脇腹をくすぐられる。
この小学五年生のいたずら者め!
『高野水産』が帰ってきたのが9時前。
いつのもようにトラック満載。
明石浦漁協の宮部さんがボク用に新イカとケンサキの小イカ、
大きなキュウセンの雄を確保。
明石浦の魚は見てる間になくなる。
特につばすを狙う人多く、取り合いとなる。
マルアジ、キシエビ、キントキ(ホッコクエビ)、
アカエビ、ミミイカなどを見たがそこまで。
明石浦の魚、五島列島の同定できないオニカサゴを確保。
なんておもしろいんだろう。
『市場寿司 たか』で昨日買った明石浦漁協の
ゴテンアナゴの煮穴子の握りとちらしを受け取り帰宅。
帰宅後、すしの撮影。
オニカサゴの同定。
なんと検索では同定できない。
午後4時まで調布でかった梅園のきんつばを食べなから仕事&
データベース化を進める。
食べ物がないので近所に買い物。
桃と牛乳、かんころもちなどを買う。
帰宅後、少し寝転がって高村薫。
オニカサゴの撮影。
やはり検索に苦しむ。
鹿児島の伊東さんの助言を求めていると、なんと与論島にいるのだという。
うらやまして、泣けてくる。
結局本村教授の論文を再読して、ミミトゲオニカサゴと確定。
後少しで国内に生息の確認されたオニカサゴ属を全部記録できそうでうれしい。
ミミトゲオニカサゴはこれで4個体目。
夕食は明石浦漁協からきたキュウセンの刺身、新いかの刺身。
大ぶりの青べら(雄)の刺身の味わい名状しがたき美味である。
感激ひとしお。
9時から唯一能動的に見るテレビ番組の「アドマチック天国」で浅草観音裏。
浅草で暮らしていた作家に半村良がいてエッセイに書いていたはず。
下町暮らしもいいだろうな。
このあたりで沢村貞子、加東大介(先日『ここに泉あり』を見たのだ)姉弟も
子供時代を過ごしていたわけで、そのうち時間を見つけて歩いてみたいな。
11時に眠くなり、ベッドで高村薫。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
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