近所にあるスーパー『三徳』に牧屋さんの
水カマス(ヤマトカマス)の開き干しがあった。
本カマス(アカカマス)の開き干しには季節を感じないが、
水カマスには秋を感じるのでついつい手にとってしまう。
これで「カマス飯」を作る。
初めて食べたのはたぶん、35年以上前。
江戸川区南小岩のアパートのそばにあった定食屋。
病み上がり(今で言う熱中症)でなにも食べられないときに
目の前でやり方を教わったのだ。
そのときは焼いたカマスの干物とネギだけだった。
干物をほぐして、ネギとご飯に混ぜるだけ。
これに熱いお茶をかけてもいい。
今回はミョウガ、ショウガの千切り、青じそが冷蔵庫にあったので合わせる。
カマスを焼き、冷ます。
これを手で細かくむしり、
ミョウガとショウガを水でさらして絞ったものを
合わせてご飯にざっくり混ぜる。
茶碗によそいで上に青じそを散らし、いりごまをふる。
徳島県人なのでスダチをたっぷり用意して、
しぼりかけながら食べる。
これを、お茶漬けにしたいので、もういっぱい。
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2012年09月16日 日曜日 後の記事 »
ワラサの茶漬け