2013年7月9日
早朝だというのに蒸し暑い。
新横浜から京都駅まで新幹線、湖西線に乗り換え草津駅着8時半。
電車を出ると凄まじい暑さ。
まだ博物館に向かうには早すぎる。
駅構内などをうろうろ。
東口から回り、西口でバスの時刻表を見ていたら、
ちょうど博物館行きのバスが発車する。
時刻表を見たら、次のバスでは30分以上遅刻、
しかも本日の日程が大いに狂う。
待ち合わせの時間に間に合わない。
しかたなくタクシー。
市街地を抜けるとすぐ新しい住宅地が広がる。
人口が減少していて、東京では
一戸建て住宅の孤独死なんて現実もあるのに
住宅地開発する必要あるんだろうか? 愚かに思える。
やがて水田地帯に、そしてビニールハウスが点々と散らばる。
タクシー運転手さんに言わせると、
「このあたりはメロン栽培が盛ん」だとのこと。
「このあたりで琵琶湖のさかなを食べられるところありませんか?」
と聞くと「博物館だけでほかにはないやろうな」。
10分以上走ってもタクシーは水田地帯のなか、
なかなか琵琶湖が見えてこない。
20分近くかかって、湖面が、アシの間から、えり、またえりが見える。
運転手さんが、「せっかくですからハスの花を見せます。
ぐるっと回りますけどメーターは倒しますからね」という。
烏丸半島の岸辺一面にハスの群生が広がり、
ぽつんぽつんと赤い花が見える。
「満開になったら、そりゃもーきれいですよ」
ハスの季節になるとバスの便も増えて、
観光客がいっぱい押し寄せるのだと言う。
タクシー料金3020円はかなり痛手だ。
押っ取り刀で博物館の前に立つと
「本日は休館日です」
の看板が入り口を塞ぐようにある。
昨日休館日なのでしまい忘れだろうが、
やっとたどり着いた旅人には不安がいっぱい浮き上がってくる。
9時半に館が開いて、この看板は誤解を招く旨を伝えたら、
「申し訳ないです。でも説明を読めばわかるんですけどね」と逆襲される。
博物館を運営しているスタッフは
ボランティアなどもいて大変なのだろが、
あくまでもサービス業なのだということを忘れてほしくない。
しかも駅からの遠さを鑑みると、
ここでもしも休館日だったら、大変なのである。
「よく説明書きを読め」など訪問者に逆襲するなどはやめて欲しいな。
ちなみ県知事の嘉田由紀子という人は、
日本の政治家で唯一自然の大切さを知っている方だと思っている。
ということで、こんな不愉快なこともゆるせますな。
注/近畿・関西圏に入ると急激に関西弁になってしまうのだ!
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琵琶湖博物館にバス料理を食べに行く 02