宇都宮市今里町の「ゆず」

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今里町を車で走っていると秋の日差しの中に、

ゆずの黄がそこここに浮かんでいる。

今里町はゆずの町なんだな、と思う。

そういえば「梵天祭」にはゆずを売る露天が無数に出るのだという。


そしてこれは、ジンさんご夫婦にいただいた今里町のゆず。

鋭い棘が刺さらないようにそっと切り取ってくれたもので、

市販のものに優る香りがする。

 

どうやらゆず(柚)だけは作物として栽培したものよりも、

奔放に庭などに植えっぱなしのものの方が上らしい。

「梵天の湯」にゆずを納めにきた農家の人も、

庭のゆずの香りのよさを自慢げに語っていた。

それが帰宅後に一しぼりして「そうだ!」と実感できた。

 

地方などに行き、姿のよろしくない、あばたのある、

ゆずを見つけたら、なにがなんでも買うべし、なのだ。

「ゆずはあばたのある方がうまい」

これぞ今回の食の教訓なのである。


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このページは、管理人が2013年11月25日 07:40に書いたブログ記事です。

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