今里町を車で走っていると秋の日差しの中に、
ゆずの黄がそこここに浮かんでいる。
今里町はゆずの町なんだな、と思う。
そういえば「梵天祭」にはゆずを売る露天が無数に出るのだという。
そしてこれは、ジンさんご夫婦にいただいた今里町のゆず。
鋭い棘が刺さらないようにそっと切り取ってくれたもので、
市販のものに優る香りがする。
どうやらゆず(柚)だけは作物として栽培したものよりも、
奔放に庭などに植えっぱなしのものの方が上らしい。
「梵天の湯」にゆずを納めにきた農家の人も、
庭のゆずの香りのよさを自慢げに語っていた。
それが帰宅後に一しぼりして「そうだ!」と実感できた。
地方などに行き、姿のよろしくない、あばたのある、
ゆずを見つけたら、なにがなんでも買うべし、なのだ。
「ゆずはあばたのある方がうまい」
これぞ今回の食の教訓なのである。
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