草木ダムのある東村は分け入っても分け入っても深い山でした。ただ行った朝方に豪雨があったらしく草木はびしょ濡れの状態。おもったほど生き物と出合えませんでした。
まず、村に着くやいなや飛び込んできたのがアキアカネ。娘が「ここのトンボは人なつっこいね」というのでだが、それ以上にものすごい数のトンボ。手に頭に帽子にいつのまにか止まっているのがアキアカネなのです。
村から渡良瀬川沿いにさかのぼってもっとも目に付いたのがマタタビ。疲れた旅人がひとかじりしてまた旅を続けるほどの精力剤的効能があることから又旅なんでしょうが(ありきたりなことを書いて恥ずかしい)、珍しいものではなく関東の野山に普通に見られます。ちなみに道の駅「くろほね・やまびこ」では8個50円で売ってました。またマタタビは虫こぶになっているのがいいのです。
あとは紫色のソバナ、キツリフネソウのような花、ユキノシタ科のヤマアジサイ。(花の同定は沼津の飯塚栄一さんによる)
以外に虫は少なく(これは豪雨のせい)、ゴミムシダマシ科のキコリムシ(?)とゾウムシの仲間だけ。
ちょっと残念な山歩きでした。
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