9月15日のこと

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 6時半には起きる。メール・掲示板のチェック、寿司図鑑の作成。
 朝食はマグロのワタの煮込み、カネマル笹市のサンマの開き、炒り卵、納豆、ワカメと庄内麩のみそ汁、ご飯。
 八王子魚市場、厚岸、釧路からのサンマが山積み。ダイちゃんはため息をついている。バラして売っても市場では40〜70円ほど。

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サンマはいっくら食ってもうまいけどね。

噴火湾の見事な「ぼたんえび(トヤマエビ)」、日本海からの甘えび(ホッコクアカエビ)もある。殻つき、むき身とカキが入荷が続いている。八王子綜合卸売センター、高野水産には大きなサワラがあって種がわからない。八王子総合卸売協同組合、丸幸水産に樽前産?のフジイロエゾボラ。
 帰宅途中に立ち寄った旗野農園で今期初のサトイモ。旗野さんが「そういえばノラボウの種どこに売ってるかな」という。これが意外に手に入らないのだ。

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夏野菜が少なくなり、秋の野菜が増えてくる。こんなところにもしみじみ秋を感じるな

 帰宅は9時半。寿司図鑑をアップ。画像の整理をして正午前に外出。
 ガラガラの中央線、心地よく眠っていたら、隣に強烈な煙草の臭いを漂わせる男が座る。仕方なく三鷹駅で中央特快に乗り替える。あまりに煙草臭いヤカラは電車に乗れないようにできないものか?
 仕事はまだまだ少なくて4時過ぎに終了。地下鉄で四谷三丁目を目差していて、「JR中央線は信号機故障で止まっています」のアナウンス。
 四谷三丁目新宿通の『妻家房』で水キムチと数種のキムチを購入。ここまで来てこの店、値段が高くて「二度と来ない」と思い知ったことを、「思い出した」。改めてその強烈な値段に驚く。ここに来ると東上野の店がいかに良心的かがわかる。
 丸の内線で新宿に出て、いろいろ思い悩んだ末に京王線で八王子まで帰ることにする。京王線は快速、急行、準特急、特別急行と列車の種類が増えて階段上でまごついてしまった。
 結局、準特急で八王子まで。京王線は片道350円、JRの460円と比べると100円以上安いのだ。
 6時前に京王八王子駅に到着。駅の脇の路地を入って焼き鳥屋である『福徳』に入る。店長は市場での顔見知り。店内に入るや、その怖ろしげな顔が目の前にある。
「おう、いらっしゃい」
 と太い手を上げる。
 店内はまだ早い時間なのに満席状態である。ここは焼き鳥だけではなく、いい魚が置いてある。しかも市場から持って帰る量も半端なもんじゃない。まずは焼き鳥。大好きなレバー2本(1本120円)、かしら2本、砂肝2本。枝豆に生ビール。店の品書きを見ると徳島の銘酒「鳴門鯛」がある。生ビールの後は当然これの冷や。焼き鳥の味の良さもあって酒がうまい。レバー2本を追加して、最後に八丈島の麦いものブレンド焼酎を1杯で出てくる。これで支払は2700円。この『福徳』、また来たくなりそうだ。
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『福徳』は京王八王子駅の隣、路地をはいったところ

 帰宅は7時過ぎ。ぼんやりテレビを見て、11時までサイトの改訂。0時前にダウン。


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このページは、管理人が2005年9月16日 11:53に書いたブログ記事です。

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