9月6日のこと

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 6時半に目覚めていつものようにメール・掲示板のチェック、寿司図鑑のネタ選び。テレビの天気予報を見て沼津底引きの解禁日を心配する。解禁日は8日である。
 朝食はカネマル笹市のサンマの開き、めかぶ、炒り卵、具だくさんみそ汁、ご飯。
 カネマル笹市のサンマの開きは分厚い身で一般的なものとは一線を画している。うまいではないか!
 八王子魚市場には8時半。サンマ、マアジ、タチウオ、養殖ものなどあるが、やはりここにも台風の影響をみる。八王子総合卸売協同組合、八王子綜合卸売センターともに定番的なものが多い。小売り用にサケの切り身を見かける。
『市場寿司 たか』でヒメジと新いか(コウイカ)のげその握りを撮影。ヒメジのうまさにビックリする。
 朝方、画像の整理を終えて、家人と外出。中央線・総武線・京浜東北線快速で上野。銀座線で田原町に降りるとそこは浅草。浅草にはまだまだ昭和30年代の臭いが残り。浅草らしき人を多く見かける。地下鉄を出ると焼きそばがある喫茶店(?)、といしや(砥石屋)、和菓子屋、『今半』を過ぎて、角には『牛角』が出来ていて、時代を感じる。目差す『飯田屋』の前まで来ると臨時休業の貼り紙。しかたなく通りかかったタクシーを拾って『駒形どぜう』に向かう。
 時代を感じる店構えと、店内に家人は感激の色を隠さない。柳川、ぬき(骨を抜いて開いてある)、丸(まるのまま下煮している)、ナスの漬け物、骨せんべい、正味一合の冷や2本で家人はご飯。駒形煮2つ、はららご煮1つをお土産に下げて支払は1万円でおつりが来た。
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これは開いて骨を取り除いた「ぬき鍋」。1人前1500円。ネギをたっぷり入れること、また好みでささがきゴボウを注文するといい

「駒形どぜう」の前がバンダイ。ここのドラえもん、仮面ライダーなどの前で家人が記念撮影。海外からの人たちも多く大きなキャラクター人形と並んで撮影している。
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 浅草、新仲店まで来て家人は手ぬぐい、『やげん堀』で山椒の多い調合の七味中辛を買い。河童橋に『萬藤』で乾物を見て、河童橋で家人が買い物。サンプルやラッピングの店に入ると出てこない。
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 浅草通りを渡って東上野までの職人町をそぞろ歩き。ボタン、鍍金、染色、銀器、万年筆のプラチナもここにある。街の貼り紙に「永六輔肝煎」の文字を見つけて「最尊寺」はどこにあるのだろう? と思う。
 東上野、韓国食材を売る店でキムチの漬け込みを見て、「水キムチ」「明太焼き」「ちぢみ」「マッコリル」を買い込み、これで2400円。おまけにキムチもいただき、家人は大満足。帰途に着く。
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『カラフードセンター』のキムチ売り場。水キムチのうまいこと。

 一体、どれぐらい歩いたのだろう。下りの中央特快では熟睡。5時半に帰宅。


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このページは、管理人が2005年9月 7日 10:05に書いたブログ記事です。

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