関東風湯豆腐の不思議

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 東京に出てきたのは30年前である。未成年なのにアパートでよく酒を飲んだものだ。そんなときにはクラスの仲間と買い出しに出かける。
「湯豆腐にするか」といったヤツがいて、さっそくスーパーで豆腐。そしてネギ、魚売り場に立ち寄って「ぶわたら」というものを買った。これが関東風(勝手につけたので悪しからず)湯豆腐との初めての出合いである。「ぶわたら」ってなんだろうね。と話しているとスーパーのおばさんが「塩味のついたタラだよ」と教えてくれたのも懐かしい。

 それからお茶の水の裏さびた居酒屋や、確か「養老の瀧」は出来たばっかりで「北の家族」というチェーン店でもタラ入りの湯豆腐だった。そう言えばホッケの干物を初めて食べたのも北海道は遠軽出身の平野という同級生が「北の家族」で注文したのが最初だったな。

 なぜ東京で食べる湯豆腐にはタラが入っているのか謎である。これは北太平洋での遠洋漁業との関わりがあると思うが、調べる足がかりがない。知り合いの居酒屋のオヤジなんて店を始めて30年を超えるが「昔からタラを入れていたんで、こんなもの聞かれてもこまる」そうな。関東風湯豆腐の謎、教えてくれる人、探しているのだ。

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我が家ではあまりいい豆腐がないときには「ぶわだら」を入れた関東風

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コメント(1)

こんにちは
おいしそうなブログですね。
スーパー石川さんいいです。
この間仕事で関東に行きました。
都心からはずれた地域のスーパーのほうが、水産物は活気があったように感じました。

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このページは、管理人が2005年10月11日 07:56に書いたブログ記事です。

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