昨日はたっぷりの抗生物質で風邪から脱することが出来た。体温は37度。それで今日も無為に過ごすのは出来ない相談。3時に起きあがり、慌ただしく支度を終えて真夜中の駐車場へ。そのまま一路南下して小田原厚木道路にはいる。終点で降りたら左は相模湾である。真鶴道路(なんと驚くことに200円もとられる)に入り、真鶴には5時過ぎに到着。ここでコンビニお握り1個。まだまだ、身体がだるく、食欲がないのだ。
暗くよどんだ港内で魚市場だけが煌々と光として浮かんでいる。
魚市場に入るとすでに定置網の水揚げが始まっている。漁協が経営する大型定置、また個人の定置網の水揚げを見ていると、そこに『栄寿司』のご主人がやってこられる。ここでいろいろ教わり、ご主人に確保していただいたアカイカ(あぶらいか)とヒラソウダ、ハマダツを分けていただく。
『栄寿司』の開店は11時。「10時過ぎたらいいよ」と話してくれたので、岩、そしてまた真鶴漁港などを見てまわる。漁港の長屋状に続く店の一番手前にあるのが漁協直売所。ここでサンマの丸干し、みりん干しをご馳走になる。朝方の身体のだるさもとれて、サンマの丸干しがたまらなくうまい。
真鶴の定置網に入ってくるサンマが今年は脂がのっている。その脂がしたたり落ちるみりん干し
10時を回ってもう一度『栄寿司』にもどり、とれたての魚を1かんずつ計10かん握ってもらう。
真鶴駅前から港に向かって下っていく。その下りきったところにあるのが『栄寿司』
『栄寿司』を出たのは正午過ぎ。岩の『遠藤貝類博物館』に立ち寄る。
「もう90歳になりまして」という遠藤先生。退院されたばかりだというのにお元気そうだ
そして慌ただしく小田原を目差す。途中、用事を済ませて、小田原駅横の駐車場に2時前に入る。
青い稲妻号で市街を散策。魚屋、古本屋などを見て回り、おいしいものをどっさり買ってクルマに帰り着いたのが4時前。
愛車、青い稲妻号
小田原からは1号線を平塚に向かう。途中、大磯の『まかべ豆腐店』に立ち寄り、帰宅は7時前。熱い風呂に入って、ビールを飲むとき、ふと気がつくと風邪はどこかに消えていってしまったようだ。
夕食は小田原駅前『鳥網』のお総菜、ヒラソウダガツオの刺身、真鶴漁協直売所のサンマの丸干し。
ヒラソウダの刺身はまことに旨すぎるのだ
食後、「鶴瓶の家族に乾杯」を見ていると訛り懐かしい香川県綾歌町綾南町。
メール・掲示板のチェック、10時には耐え難い眠気に誘われてダウン。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
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