11月19日(土曜)のこと

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 素晴らしい青空、そして遙か遠くに白い富士。ベランダに出ると身震いするほどに寒い。風もないのに雑木林には枯れ葉が舞い落ちる。

 ラジオからは景気回復の話題が流れてきていた、結局これは大企業のみの好景気であって、日本の8割を占める中小企業や個人経営の小売店は最悪の状況にあるのだ、と言う。しかし日本の大企業よりの政策は凄まじく人間否定的で、また町という単位を破壊してマス化していっている。これを地方公共団体も容認しているのだから怒りを感じないではいられない。昨日も小田原でもまさにその状況が顕著に見えた。小田原の場合、練り物など食品工業や近郊都市であるという特異性があって活気があるにはあるが、それが都市化の進んでいる中心部のみに見られる。大工町、青物町、銀座通り、古くからある商店街はシャッターを閉ざした店舗が目立っている。いかに今時のアホな政治家や行政者が画一的でおバカな政策ばかりを推し進めているかが明白すぎるくらいに見て取れる。
 寝坊して7時前にパソコンに向かう。風邪は最悪の状態を脱して頭痛も感じない。メール・掲示板のチェック、返信しなければいけない事項が多すぎてパニック状況である。しかも昨日撮影した画像が2ギガもある。
 家族が朝食に小田原『守谷のパン』をトーストして食べている。これを1枚もらうが、やはりうま〜い。店の外観とおばはんたちの「うまいもんへの探求心」というのは一番確かなのかも知れない。これからは「おばはん化」に努めるのだ。

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浅川は冬の情景となっており

 8時過ぎに流星号で八王子綜合卸売センター、『市場寿司 たか』を覗くと、たかさんが一戦の後の後かたづけに大わらわ。高野水産では荷がついたばかりで、こちらも臨戦状態にある。和歌山県串本市『出口水産』からはミギマキ、イスズミの入り会い。また土曜日なのに値段が安くて、目を見張るばかり。
 八王子総合卸売協同組合『光陽』でモツ煮込み定食。これかレバニラ炒めを食べると元気が出るのだ。

 9時を過ぎて早々に市場を退散。正午過ぎまで画像の整理。
 午後から家族とともに行事。2時に帰宅すると眠くなってダウン。これは風邪薬のせいだ。なんと目覚めたのが4時。寿司図鑑を作るには集中力に欠けるので気軽なブログを書いて、また画像の整理。

 夕食は『まかべ豆腐店』の木綿豆腐で湯豆腐、鶏の唐揚げ、アカイカの刺身、アカイカとツノナガチヒロエビの中華煮込み(チャンポン風)、真鶴漁協直売所のサンマのみりん干し、めかぶ、ご飯。酒は「澤乃井 大辛口」。

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アカイカ(相模湾産)とツノナガチヒロエビ(駿河湾)でチャンポン風に。


 食後、画像の整理、ブログをアップして、10時を過ぎて早々に寝床に入る。井上靖の『しろばんば』がいかに名作であるか深々と思い知る。


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このページは、管理人が2005年11月20日 09:22に書いたブログ記事です。

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