起きてテレビをつけると高橋尚子の東京国際マラソン優勝のこと。マンションなどビルの強度偽造事件。「姉歯」という珍しい名前のために当の建築士の顔が不気味に感じられる。でもこの偽造は彼だけでとどまらないに違いなく、もっと調べると日本中パニックになるだろう?
まあそんなことはどうでもいいのでパソコンをつける。メール・掲示板のチェック、少々の返信。12月になったら我が商店街も歳末大売り出しを始めるかと考えてみる。
朝食は真鶴漁協直売所、元気おばさんのサンマのみりん干し、焼きトン末広風、めかぶ、もずく、ワカメと豆腐のみそ汁、ご飯。
食後ブログ版日記をアップして外出。これが40時間ぶりの外出。
八王子魚市場、山口県からツバイ、千葉県富浦から1キロ近いサザエ。このサザエ、外側の角など折れてぼろぼろ。年寄りなんだな。活けのカワハギ、ヒラメ。子持ちのババガレイ(なめた)も旬だな。『海老辰』には大きなカノコイセエビ。
八王子魚市場、大物部で八王子の魚屋『魚茂』と立ち話。「(今が旬の生のメバチマグロは)三陸がいいんだれどね。塩釜がいちばんだね」。
八王子魚市場大物部で塩釜産、生のメバチマグロを見る
八王子綜合卸売センター、『高野水産』に北海道礼文島から大きなニシン、これは八王子魚市場でも見ていてともに見事なもの。和歌山県串本市出口水産からカゴカキダイ、イスズミ。『スーパーイシカワ』がカゴカキを早速仕入れて行く。『ケン水産』には八戸から「すきみタラ」。これは皮を引いた「ぽんだら(マダラの小さいもの)」のことフライにして最高にうまい。
八王子総合卸売協同組合で買い物をしていて5千円を出すと、本当にコレこまるのよね。紛らわしくてとおばちゃんに言われる。確かに今回のお札のデザインをしたヤカラは頭が変というかバカとしか言いようがない。恥を知るべし。使う側の配慮を考えないのは愚か者だ
『市場寿司 たか』でアカイカとイスズミの握りを撮影。イスズミは臭くて食べられなかった。
帰宅は10時過ぎ。雑木林の階段をのぼっているとヒメバチがふわりと落ちてきた。階で触角に受けた光が虹を含んでキラッ、キラッ、と光る。ヒメバチは越冬場所を探しているのだろうか? 岩田久仁雄(文字を間違っているかも)の本が読みたくなる。
午前中、少しずつ画像の保存。寿司図鑑作成アップ。
簡単な昼食を食べて外出。午後、ガラガラの中央線で熟睡。お茶の水には6時半まで。
慌ただしく帰宅すると、千葉のつづきさんからケータイが入っている。考えてみるとケータイを忘れて外出していたのだ。
「今、恵山ですけど、あの中央高速の12時くらいにそちらへ行きますから待っていてください」
滋賀からのお土産を持ってきてくれるのだ。
つづきさんは11時過ぎに我が家の前に。たっぷりのお土産をいただき(これはじっくり整理をしなければ)、また駿河湾深海の貝を見せてもらった。日々旅に暮らす、つづきさんは一種の超人かも知れない。その体力を鑑みるに微熱が続いている身には「別の銀河から来た人」を見ているような幻想に思える。まさか、バルタン星人じゃないでしょうね。
0時過ぎまで画像の整理をして、ダウン。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
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年末年始は『ババガレイ』を食うのだ