八王子魚市場、入った途端に「明日は休みだというのに、こんなに人が少なくていいのかね」といいながら歩く人あり。毎日、遅い時間に来ているので考えてもいなかったが、ここ数日閑散としている気がする。入り口で『源七』の若だんなたちが、ツメタガイをゆでて貝殻から出している。これを辛子酢みそで食うのがいいのだ。
場内、韓国から白ばい(エッチュウバイ)、特種に甘えび(ホッコクアカエビ)、キンメ。近海にヤリイカ、スルメイカ、皮をはいだウマズラハギ、キアンコウ。値段はどれも安い。
八王子綜合卸売センター、『高野水産』には荷が揃っている。ここで小さくてきれいなコチ(まごち キロ/1000円)があったので購入。鹿児島県屋久島からハマトビウオが来ているのは例年通り。
屋久島からのハマトビウオは大きく、味がいいと人気がある。例年新年明けると入荷してくる
八王子総合卸売協同組合、『丸幸水産』には久しく見なかった日本海舞阪港『隆栄水産』からハタハタ(キロ/900円)。これも購入。
鳥取、兵庫、石川などからのハタハタが今年はぜんぜん入荷してこない。これは久しぶりの鳥取県。
『市場寿司 たか』でメナガガザミ、ホンコンイシガニ、モンツキイシガニの握りを撮影。同じようなカニの味わいでも、たかさんはメナガガザミがうまいという。確かに甘味がいちばんなのはメナガ。しかしモンツキイシガニの旨味コクは侮れない。
たかさんと少し世間話をして帰宅。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
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1月17日(火曜)のこと