2006年1月1日(日曜)のこと

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 眠りから覚めたら、すでに8時を回っている。それでも寝床で井上靖の『北の海』を小一時間。9時には家族共々餅を食べる。子供達は鹿児島の「つけ揚げ」が気に入って食べている。ハタハタの三五八漬け、「潮かつお」といただいたものばかり。家人が魚を食べたいと言うに、またまたいただきものの青森のウスメバルを煮つける。
 我が家の餅は四色。タカキビ、粟、草餅、白餅。今では餅を頼んでついたもらっているので切り餅であるのが寂しい。餅は丸くないとダメなのだ。

 午前中は尾鷲の魚貝類の撮影にかかる。撮影は午後を過ぎても終わらず、終了は3時過ぎ。撮影は終始中腰なので非常に疲れる。疲れと楽しさが終了後の達成感を生むのだ。
 昼食は家族バラバラに食べる。
 夕方まで画像の整理、同定。雑事をこなすうちに家族が帰宅する。

 考えてみると正月から映画やデパートなど営業していて、これではますます新年という気持ちになれない。
 夕食もいただいたものばかりで、のんべんだらりと時間ばかり消費する。わかしおさんにいただいた鶏の刺身。これ家人には初めての味わい。こんな初物食いも楽しいものだ。
「王禄」の燗酒にカワヤツメの貝焼き。カワヤツメは生きていて、子供の人気者になっていた。まあ食べられるためにとられたのだからと成仏してもらう。ヤツメウナギが好きか嫌いかはレバーが好きか嫌いかに同じであると思う。
kayaki.jpg

 食後は家族はテレビ。こちらは本を読む。しかし正月番組の醜悪なことよ。
 画像を見ながら時刻は10時。ニュースでも見たいと思ったらまだバラエティー番組が続く。寝床に入って『北の海』。ゆったりと文字を追って読むのが楽しいのだ。


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このページは、管理人が2006年1月 2日 10:38に書いたブログ記事です。

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