目を覚ましたら3時を回っている。窓の外、闇に沈む屋根が白く浮かんでいる。慌ただしく支度をしてクルマを東に走らせる。
ゆっくりはしって富津市金谷に着いたのが7時。凄まじい風でとても漁が行われるとは思えない。定置も出船するところなので保田まで走る。保田の『ばんやの湯』で朝飯。刺身がついて840円はなかなか魅力がある。
金谷までもどり定置網の水揚げを見るがスズキ、コノシロ、オキヒイラギなどが主。刺し網はやはり全船出船とりやめで寂しい限り。船小屋の前で作業していて『由栄丸』さんに魚や海藻のことを聞くことができたのが唯一の収穫。
ふっこ(スズキ)が漁の中心。あとはコノシロ、ぎら(オキヒイラギ)
佐貫、君津、木更津と街巡りをするが、残念ながら商店街がなかったり、またシャッターばかりが目立ったり。千葉の市町村はデカイ箱ものばかり作って地元の街をこわすことばっかりしていないだろうか?
木更津でいちばん印象的だったのは映画館。『キングコング』など最新のものを上映しているのが2館
昼食は木更津の『木村屋食堂』で串カツ定食。これはいい味だったな。値段が800円で安くはないが、カツの揚げ具合、豚肉ともにうまいし、みそ汁なども丁寧に作っている。
午後、木更津金田の、きんのり丸さんを訪ねて、5時過ぎまで話し込む。今回は千葉県立中央博物館の菊地先生にもお会いできて、楽しい時間を過ごせた。
帰途、湾岸・首都高は当然のごとく渋滞。我が家にたどり着いたのは9時前である。お風呂につかり、遅い夕食を食べているとウトウトしてくる。たぶん11時前にダウン。
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