1月27日(金曜)の市場便り

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 睡眠不足の日々が続いていて市場の前に立つと頭がくらくらする。凍り付いたクルマに置いてあった「お〜いお茶」が完全に氷になっていて、おでこに当てると気持ちがいい。
 八王子魚市場、場内にはいって目に付いたのは千葉県産の大きなトリガイ。むき身が10センチ近くでデカイ。6つで1300円。ただこんなに大きいと握りには大きすぎないだろうか? 剥いたバカガイ、タイラギなど、春近しかな。近海には宮城県から「めかぶ(ワカメの成長点)」。

 場内『海老辰』に伊勢湾三重県村松町からであろうイワガキが来ている。夏が盛期となるイワガキの先頭を切っての入荷はいつも伊勢湾村松町である。
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 八王子綜合卸売センター、高野水産には和歌山県串本市「出口水産」からの魚。ミナミイズスミ、オキナヒメジなどの入り会い、アイゴ。コブダイ(かんだい)の入荷も増えてきている。
 八王子総合卸売協同組合の魚屋を回り、漬物屋で菜の花漬けを見つけて、値段を聞いてやめる。
 八王子綜合卸売センターにもどって『河辺ハム』の店長に「おはよう」と言うと、バットにうまそうな牛筋を並べている。「これうまいぞ!」というので値段を聞かないで買うと「1000円だしな」と全部くれる。
「1キロ以上入っているからな、高い和牛のだから、煮込みかカレー作るといいよ」
「煮込み作れるかな」
「作ってやろうか」
「まあ自分でやってみるよ」

 ビックリ屋でメークイン1袋、脇にうるい(オオバギボウシ)があって値段を聞くと「2つで250円よ、安いでしょ」。本当に安いので買う。

『市場寿司 たか』でアイゴの握りを撮影。厳寒のアイゴは身に臭みもなく、旨味があってまことにうまい。


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このページは、管理人が2006年1月28日 11:19に書いたブログ記事です。

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