しとしと雨が降っている。なんだか寂しい朝である。それでも八王子魚市場場内には活気がある。そんな中、八王子のそば屋「まつ浅」が駆けている。そして近海には福岡から小さなマナガツオ(このサイズは中華で揚げてあんかけに使えるので意外に人気)、サワラ。そろそろサワラが最盛期。また外洋が荒れているためか内湾に多いスズキが目に付く。
そんななか特種に今年初物のシロウオ(素魚)。佐賀県唐津の「飴源」からであるのは当然のことだ。
佐賀県にある川魚料理店『飴源』は関東の市場で見る限りシロウオ(素魚)の最大の荷主である
他には能登半島富来港からカゴ漁での甘えび(ホッコクアカエビ)、抱卵しておらずとても鮮度がいい。
八王子綜合卸売センター『高野水産』には宮崎から3キロクラスのサワラがたっぷり。鮮度的にも身の手触りでも最高級のもの。なのにキロ/1500円は安い。思い切って買ってしまう。他には鍋こわし(トゲカジカ)、ニジカジカ。ニジカジカは撮影用と握り用に2匹購入。
『市場寿司 たか』でサワラとニジカジカの握りを撮影。サワラがうまいうまいうまい。たかさんのあまりの旨さににやついている。気持ち悪い。
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