3月23日(木曜)の市場便り

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 長閑な日が続いている。都心では桜の開花宣言がなされているのに多摩西部ではつぼみが膨らんでいるのを見るばかりだ。
 八王子魚市場には9時近くに到着。明らかに膝がおかしくなっていて、それがために朝のよしなしごとが手早くこなせないのだ。入ってすぐの貝の売り場、鈴木さんは黙然とアカガイを剥いている。平貝(タイラギ)、ほっき(ウバガイ)、アサリの産地がわからない。カキのむき身はまだある。特種には鹿児島県串木野からマダイ(4500円/キロ)とでっかいイサキ(2900円/キロ)。

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この大きさ、そして鮮度、見事だけど手が出ない値段だな。でも見る限りかなり売れてしまった後のようで、需要過多のようだ。

 青森県下北からのなめた(ババガレイ)もキロ/2500円。八王子でこの値段では売るに難しいだろう。それでも仕入れてきているだけで凄い。
『源七』には三番瀬のサルボウ、アカニシ。これから三番瀬のアサリ、蘇我のトリガイが来ると東京湾千葉の海は最盛期になる。

 八王子綜合卸売センターにまわって『高野水産』も魚の値上がりに苦しんでいる。それでも店頭いっぱいの荷があり、これは凄い。八王子総合卸売協同組合、『丸幸水産』に横須賀市佐島からキビナゴ。前回2月に佐島大楠漁港に行ったときキビナゴはほとんど揚がっていなかった。
 八王子綜合卸売センター、『ユキ水産』でうぐいす餅、釜揚げしらす。『大商ミート』で豚切り落とし、などを買い帰宅。
『市場寿司 たか』でテラオボタンエビ、スジウズラガイ、トリカジカ、沼津無紋のマサバの握り撮影。


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このページは、管理人が2006年3月24日 08:21に書いたブログ記事です。

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