火曜水曜とあいて久方ぶりの市場行。今回はあまりの遅出に八王子綜合卸売センターから。『高野水産』を除くと福井県からハタハタ、北海道白老から灯台つぶ(シライトマキバイ)。灯台つぶにはシライトマキバイ、オオカラフトバイ、ヒモマキバイの3種がある。今、探しているのはもう一つの灯台つぶであるクビレバイ。これは白ばい(エチュウバイ)などに混ざり入ってくるだけで入荷したのを確認していない。
八王子総合卸売協同組合にまわって『丸幸水産』にマダラの頬肉。これは見つけると必ず買ってしまうもの。ただ、あまりに慌ただしく余裕のない日々に断念。いちばん安い粉茶を幸修園で買い、『清水保商店』で練り物を見ているとお姉さんから「今日はすっきりしているわね」と声がかかる。これはいつもはだらしなく歩いているという逆ほめ言葉。
八王子綜合卸売センターにもどり、スーパーイシカワさんからケータイ。「珍しいカレイがあrんだけど」というので『ケン水産』に向かう。これは青森県産のヌマガレイ。まあこれはありきたりとして隣に千葉県産だという2センチ足らずのハマグリ(?)がある。千葉県でハマグリというとチョウセンハマグリ(この名前早く変えるべきだ)は九十九里、鴨川などでとっているがこんな小さいものはとれないはず。「富津かな」とケンちゃんが話すがそれも考えられない。少しだけ買い調べることにする。
これが千葉県から来たという謎のハマグリ。チョウセンハマグリなのか絶滅危惧種のハマグリなのか?
『市場寿司 たか』で鹿児島県吹上浜でとれたというオキアサリとハマグリの握りを撮影。オキアサリの方が断然うまい。鹿児島のわかしおさんにはますます感謝。
結局、時間がなくて八王子魚市場には寄らないで帰宅。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
3月8日(水曜)のこと 後の記事 »
ホタルイカの基礎知識