沼津から来た巨大アカヤガラ

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 八王子総合卸売協同組合、丸幸水産の店頭に驚くべき大きさのアカヤガラが鎮座している。これぐらい大きいと白身でも脂ものっていそうだ。また初夏から秋にかけて比較的水揚げをみるのがアカヤガラ、旬もこの時期である。
 クマゴロウに、
「どこから来たの」
 と聞くと、ごそごそとパッチを取りだしてきて
「魚林だって、沼津だよ〜ん」
 このアカヤガラの重さが4.4キロ。大きさをみようとして持ち上げようとすると
「それ幾らするか知ってる。言わないけど、なんかあったら買ってもらうからな」
 嫌なこと言うなよクマゴロウ。

 パッチの「魚林」が気になって沼津の仲買「山丁」菊地利雄さんに問い合わせると、
「それは三宅島近海の引き縄であがったやつですね。『魚林』というのは会ったことあるでしょ。そのー、林家こぶ平に似ている」
 と言われてすぐに顔が思い浮かんだ(注/魚林さん、いい男なので誤解なきよう)。「魚林」さんというのは凄い魚を持ってきてくれるんだな、と改めて知る。またこれほどのアカヤガラがとれていると思うと、途端にまた沼津に行きたくなる。
 今、何があがってるんだろうな沼津では。ちなみにこの魚、前日沼津魚市場にあがり、翌日には川崎の市場、そして八王子総合卸売協同組合に来ているのだ。

akayagarra00001.jpg

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このページは、管理人が2006年6月25日 10:12に書いたブログ記事です。

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