やっぱり水曜日だな、という八王子魚市場。でも夏に旬という魚はいっぱいある。イサキにタカベ、神津島からのヒメダイ、アオダイ。そして福島県相馬市原釜「いちまる水産」からのマイワシの見事であること。1匹230グラム、100グラム250円だから575円となる。結構高いね、とは思うがそれ以上に魅力的。マイワシの旬というのは6月から晩秋まで。
これを見ていた鈴木さん、
「梅雨鰯だね」
「そんな言葉あるの」
「しらないけど、テレビでやってた」
考えてみると梅雨の時期からうまくなるマイワシだからあってもいい言葉。でも「梅雨かつお」「梅雨アオダイ」なんでもアリかな。確か「梅雨めじな」というのはあったはず。
サンマは昨日よりも大きくて虫食いも少ない。これが1本700円。
八王子総合卸売協同組合『丸幸水産』クマゴロウが「この貝なんて名前」。見るとコタマガイ。そのまま隠してしまう。これは売約済みということ。また新子があってキロ/18000円。
「記念に写真撮っとけば」というので素直に撮影。
『清水保商店』にはお盆のお菓子があって、やっぱり干物は少ない。嫌な時期になってきた。
八王子綜合卸売センター『高野水産』にはスズハモ、ハモ。厚岸から真つぶ(エゾボラ)が来ていて1個だけ買う。
帰りがけに『市場寿司 たか』で無駄話。帰宅する雑木林に大きく育ったタケニグサ、またヤブカンゾウ。どちらにしても、梅雨は明けぬのだ。
●値段は総て卸値です
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