市販のウナギの蒲焼きを食べてみる

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 市場に溢れてきたのが冷凍流通しているウナギの蒲焼きである。
「土曜の丑の日も近いからね。高いんだけど在庫をたっぷり仕入れなきゃ」
 八王子綜合卸売センター『フレッシュフード福泉」の社長が苦笑い。
 今年は中国産が少なくて国内産勝負。
「1パック800円前後が狙い。高いと買わないし、賭だよね」
 卸値がこれなら小売りは1000前後、特売で980円だろう。まあどちらにしても現代の消費傾向からすると決して安くない。まあ贅沢なもの。
「これ、うまいのかな」
「うまいと思うよ。味見して仕入れてるんだから。気になるんだったら食べてみればいいじゃない」
 まあ正論である。論より証拠、一枚買って帰ってみる。
 そしてここでとまどいを感じた。
「どうやって食べればいいの。レンジでチンかな」
 家人が言うのにラベルを見ると食べ方がのっていない。これでレンジで温めて食べたがうまいことはうまいが蒲焼きの醍醐味とも言うべき香ばしさに欠ける。そして後日もう一度。こんどは魚焼き器を熱して強火であぶる。これはさすがに専門店には遠く及ばないながらも、なかなか美味である。
 と言うことで市販のウナギの蒲焼きも捨てがたし、ただし香ばしさには欠けるので一工夫なのだ。
 さて、市販の蒲焼きであるが数年前には1パック700円まで値が下がっていた。これに中国からの輸入ものがあって1パック350円というのまである。いかに卸値とは言え安すぎる。そして今年の価格であるがフレッシュフード福泉によると妥当だろうという。
 中国からの輸入量によって値崩れするよりも国内もの国内加工もので小売価格が1000円前後が最低ラインというのが仲卸の希望的価格なのだ。ちなみに国内産といっても加工が国内で行われただけであり、ウナギの産地はわからない、産地台湾と言うこともあり得る。

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コメント(3)

去年の土用の丑の日にはSHOP 99で蒲焼を売ったのだそうです。
勿論サイズは小さいのですが、99円!!
食べたいとは思いませんけどね。

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鮟鱇さん、まだSHOP 99に入ったことがないんです。一度勇気を出して入ってみます。私この手の店が非常に苦手なんです。でも99円でというと中国産でしょうね?

どこ産だったか覚えていないのですが、SHOP99自体の
仕入れは国内の業者からでした。この番組で紹介
していたんです。
http://www.ntv.co.jp/supertv/01_week_contents/050905/this_week/week3.html

ただ、流石にウナギだけでは赤字なので卸した
業者は他の商品でカバーしたようです。

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このページは、管理人が2006年7月 9日 21:37に書いたブログ記事です。

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