真つぶ(エゾボラ)の刺身

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 エゾボラの刺身の作り方というのは案外に知らない方が多い。非常に簡単なのだが面倒なのか知らないままで、つぶを敬遠している。
 これを簡単に説明する。
 エゾボラの刺身はクセのない味わいとコリコリした食感が信条。夏にもってこいの一品になる。

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1 絶対に貝殻は割らない。貝の口をこちらに向けて、アイスピックの当てているところに小さな穴を開ける。

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2 穴が開いたらアイスピックを上に向けて深く刺す

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3 そのまま身の部分を切断するかのように下に向けてこじる

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4 フォークなどでフタの下を差して軽く引き出してみる。出なかったらもう一度こじる。

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5 そしてフォークできくように引き出すと身とワタが出てくる

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6 とりだした身をふたつ割にすると中から白い(クリーム色のときもある)唾液腺が出てくるので取り去る。ここには毒であるテトラミンが含まれていて、当たると船酔いしたような症状がでる。そして身を塩などでもみ洗い、またぬめりをとって刺身に切る

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このページは、管理人が2006年7月13日 17:27に書いたブログ記事です。

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