シーフードショーの会場で「焼きししゃも」や干物などがあって、棚にはみりん干しや鰺の丸干し(これは山陰などに多いタイプ)がある。ここで営業部長の三好憲次さんから声をかけていただいていろいろ製品の説明をしてもらう。
岡田水産は山口県にあってもともと煮干しなどを生産販売する会社であった。それが現在では「ししゃも」では業界で一位の座にあるのだという。
「へー、凄いな」と焼きししゃもなどをおいしくいただいてきた。そして帰ってこの話を八王子綜合卸売センター内『フレッシュフード福泉』ですると
「岡田水産だろ。知らないヤツはいないよ。ほら」
店内の段ボールをひっくり返すと「岡田水産」が多いのである。
「この前買って帰っただろ。子持ちししゃも、あれもそうだよ」
灯台もと暗しとはこのこと。普段食べている「子持ちししゃも(カペリン)」は岡田水産のものだったのだ。
その「子持ちししゃも」を改めて買ってきた。卸値からすると200円から250円くらいの小売り値だろう。これがじっくり味わって食べるとさすがにうまいのだ。「ししゃも」では日本一になる秘密は味なのかな?
『フレッシュフード福泉』で見つけた「子持ちししゃも」
『フレッシュフード福泉』で見つけた「秋刀魚味醂」
岡田水産株式会社 山口県長門市油谷伊上1755-1 tel0837-32-1101
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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