お盆明けの市場はどないなっているのやろ? とわくわくしながら場内に入ると、鈴木さんなど鮮魚を扱う部署は「しーん」と閑古鳥が鳴く。どうしてだろう? と見るまでもない。荷がないのだ。
「売れちゃったの」と、ダイちゃんに聞こうかとして顔つきからして控える。そこに鈴木さんがのこのこ来て「このサンマ見てよ」と指さす先にあったのが2キロ12本入りで6500円の箱。「1本500円超えてるじゃない」。確かそろそろサンマの中型船が解禁である。解禁したら暴落するだろうサンマがこの時期にこんなに高値を付けるなんて驚くほかない。
「昨日のサンマ船がやられたでしょ。あれが影響してるんじゃない」
これは鈴木さん、明らかにハナサキガニの小型カゴ漁船が貝殻島の沖合で銃撃、拿捕されたことを誤解しているのだ。脇にある同じく北海道産の下氷のスルメイカも1ぱい190円であるから決して安くない。
八王子綜合卸売センターに回ると『ケン水産』では解凍サンマを1本70円で売っている。『ビックリ屋』は相変わらず混んでいるし、その先の『伸優』で立ち話。内房に遊びに行ってツチクジラの「たれ」を買ってきたという。
八王子総合卸売協同組合には根室産のハナサキガニを置いている店がある。最盛期とは言え、小振りのもので1ぱい1500円は安すぎないだろうか? 昨日の事件でもわかるようにロシア海域近くでのカニカゴ漁は命がけなのである。これなど輸入ものがなければ倍はするはずだ。
安売りの『三恵包装』に立ち寄ると日南市伊比井の「中野商店」の「むかでのり」のみそ漬けが来ている。そして原料にキリンサイ。『三恵包装』の凄いところは、何気なくこんなものを置いてあることだ。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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青森県むつ市「扇谷」焼きいか若大将
優心ではなく・・・伸優です。
(*´I`)ノ゜・*:.。.ヨロピコ..:*・゜*ヾ(´I`*)
ごめん。でももっとわかりやすい会社名つけろよな! あとワシは「絵文字」が嫌いだ〜〜!