土佐の漁師秘伝マグロのワタ料理その1 酢みそ和え

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 高知県はカツオやマグロ漁の盛んなところ。マンガ『土佐の一本釣り』ではないが、黒潮にのり南へ北へ魚をもとめて船を家として戦っているわけだ。
 高知の味わいに詳しい浦戸湾のカニ漁師・永野廣さんに、そのマグロのワタが絶品なのだと教えていただき、その上新鮮極まりないワタを送ってもらった。

 このマグロのワタは香美郡夜須町手結漁協所属の大力丸、土佐清水市土佐清水漁協所属の第18司丸が比較的近海でとったメバチマグロ、クロマグロのもの。永野さん曰く、「遠洋のワタとはものが違いますからね」とのこと。そしてまず最初に教えてもらったのがワタを茹でて酢みそ食べるというもの。

 作り方は、今回のワタは沖で丁寧に汚れを落として新鮮なままに送られてきたもの。そのまま10分くらい湯がき、よく水洗いをして残っていた汚れと脂などを洗い流す。それを4ミリほどに小口から切り、酢みそを添える。

 これが絶品である。ワタはコリコリとした食感。そして噛むほどにジワリと旨味と甘さが浮かんでくる。しかも驚いたことにはこれが上品でクセのない味わいなのだ。これなら辛口の吟醸酒にも合いそうであるし、また麦焼酎などにもいい。
 カロリーも低そうだし、コラーゲンたっぷり。困るのは酒がすすみそうなことぐらいだな、これは。

magurowata0671.jpg

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このページは、管理人が2006年8月 7日 16:29に書いたブログ記事です。

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