●ギンメダイ目ギンメダイ科ギンメダイ
釣りではまったくの外道、当然というか漁でも見向きもされないのがギンメダイなのである。沼津ではアラギンメダイも混ざる。味わいは評価ほどには悪くなく、ときに刺身でうまい。
一番右がギンメダイ、他にはギスやユメカサゴ
●タラ目チゴダラ科チゴダラ
沼津で揚がるチゴダラ科はチゴダラ、オシャレチゴダラ、ナガチゴダラ、ソコクロダラ。なかでもチゴダラがいちばん多い。沼津では「のどくろ」。
●タラ目ソコダラ科トウジン
沼津では「げほう」。白身でうまい魚のであるが、歩留まりが悪くて安い魚。これを握りのネタにするとうまいのだ。
●タラ目ソコダラ科テナガダラ
沼津ではトウジンよりもまずいとされている。確かに旨味などやや落ちるものの、なかなか美味。トウジンに混ざって取り引きされる。
●アシロ目アシロ科ヨロイイタチウオ
市場などで「ひげだら」と呼ばれるもの。生などではうまくないが、昆布締めやみそ漬けにすると美味。大きいと高級魚、小さいと雑魚と大きさによって値段に雲泥の差がつく。
●カサゴ目フサカサゴ科シロカサゴ
アカカサゴとともに沼津では「赤かさご」と呼ばれる。身がやや水っぽくてカサゴなどより落ちる。値段も安い。
●カサゴ目フサカサゴ科ユメカサゴ
底引き網漁では単に「かさご」と呼ばれている。まとまってとれる。非常に美味な魚であり、値段も高い。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
« 前の記事
ぼうずコンニャクのごめんなさい日記 後の記事 »
2006年９月24日（日曜）の沼津魚市場便り
ぼうずコンニャクのごめんなさい日記 後の記事 »
2006年９月24日（日曜）の沼津魚市場便り
沼津いいですね。
ギンメダイ画像右がギンメダイです。
29日八王子に行きます。
つづきさん、ありがとう。そして久しぶり。29日は待っています。しかし今年は忙しいのと子供のことで自由がききませんね。なんとかこの秋には冒険がしたいと思っています。