八王子綜合卸売センター「フレッシュフード福泉」で面白いものを見つけた。これはどう考えてもうまそうに思えないもの。でも、それだからこそ買ってみたいなと思うのが、ぼうずコンニャクの偏屈なところである。
さて、この「いかときのこのクリームソテー」とはなんぞや? 見るとイカの切り身とシメジ、チーズがのっている。どう見てもうまそうに見えないがミスマッチな取り合わせにオヤジ心をくすぐられる。これは昔、縁日のカーバイトに照らし出された原色のお菓子、「買ってはいかんぞ」と言われた反動だろうか? こんなものについつい手が伸びる。
「キムチ味とかしょうゆ味ならわかるんだけど、これが売れるかどうかはわからないね」
福さんも首をひねりながら仕入れてきたようだ。卸値からすると300円台後半の小売値になるだろう。
ちょうど来合わせた八王子の中華レストラン「海宴」さんも同じような衝動に駆られていたようだが、「賄いでも、これは冒険しすぎかな」と買わないで帰っていった。
イカはペルー産とあるがアカイカに近いものではないか? これに粉末醤油やコーンスターチ、マスタードに米の粉、デンプン、牛乳、ネギや赤ピーマン。材料を見ていると「なんとか思いついた味わいを造り出そう」とする苦闘の後が見えてくる。
パックからチーズを取りだし、イカなどの材料をフライパンで2分炒める。するとイカが白濁したスープのようなものでくるまれる。そして火を止めてチーズを絡めるのだ。
さて食卓に出して、ビールの肴にするにはしたが、これは多くは食べられない。イカ自体がスポンジを噛むようで味がない。そこにクリームのような出汁のような、それなりに濃厚な味わいのソースがあるのだが、はっきりいってまずいのである。
これは冷凍イカをなんとか加工して「売りたい」という積極的なチャレンジではないかと思うのだが、今回に限っては我が家は全員ギブアップ。こうやって流通するからにはある程度の需要があるからなのだろうが、料理としてのニッチがないように思える。
この横山水産のチャレンジ精神にはエールを送りたいし、また「横山水産」のものを見つけたら買ってみたいと思う。ボクとしてはこのような試行錯誤をするメーカーは大好きである。
横山水産 福島県いわき市泉町下川字大剣392-1
http://www.yokoyamasuisan.co.jp/
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
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エゾバイ煮方談義
皆さんがんばって商品開発してるんですね。
うちの商品も味見してください。
赤魚煮つけと真ふぐの一夜干です。
白子の生冷凍もあります。
田向さんのところの加工品はうまい。これは間違いのないところですね。期待してます。
照れくさくなりますね・・
明日お送りします。
真ふぐは塩が入りすぎているので
2時間ほど塩抜きしてください。
塩抜きした水にふぐの出しが入っていますので、昆布いれて潮汁にしてみてください。長ネギジャガイモが良く合うと思います。
塩抜きして、そのまま焼くのもいいと思います。