和歌山県の飛魚はトビウオ

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トビウオの羽根は前方2本が先で二股に分かれない。3本目からはキレイに2つに分かれる

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和歌山県串本市出口水産から

 トビウオの同定は難しい。特にハマトビウオとツクシトビウオに苦労している。そこへ行くと標準和名のトビウオは簡単至極。ぱっちりした大きな目、大きな胸びれを開いて見ると、前から2本の軟条(軟らかな筋)が一本で先が二股に分かれない。3本目からは分かれている。
 トビウオ科の魚は毎日のように入荷してきていて、種の季節の変化を調べていこうと思っていて、来る日も来る日もハマトビウオもしくはツクシトビウオというときに、突然のようにトビウオが大量に入荷してきた。
 今回のトビウオは和歌山県串本市出口水産からの荷。さて、トビウオの入荷はいつまで続くのか?

 撮影のために2本ほど持ち帰り、定番のたたき風にしたり、唐揚げにしたり。身自体はあっさりとあまり旨味があるわけじゃないので最近流行の「魚醤油」を使ってみたり、スダチや柚を粗塩と回しかけたり、トビウオを味わうには一工夫する必要がある。

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これは、たたき風。香辛野菜とスダチ、魚醤油と薄口醤油を最後に回しかける

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このページは、管理人が2007年8月29日 08:03に書いたブログ記事です。

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