土佐の廣丸、「エガニ」の快楽

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夏から秋にかけてのエガニで、いちばんうまいのは巨大なハサミ

 土佐の高知の名物、「エガニ」の正体はトゲノコギリガザミ、アミメノコギリガザミ、アカテノコギリガザミである。なかでももっとも巨大になり、土佐が誇るエガニがトゲノコギリガザミ。なんと過去には3キロなんていうのも珍しくなかった。
 そして旬は冬だ。何と言っても内子を抱えたメスを食べたら、もういっぺんでエガニの虜になってしまう。では夏から秋にはだめなのだろうか? エガニは。と疑問に思っていたら、『土佐の廣丸』永野廣、昌枝さんからオスメスとりあわせてエガニが送られてきた。

 これを蒸して、また茹でて、たっぷり飽食する。また今回は築地土曜会メンバーや『市場寿司 たか』に来たお客さん、市場仲間にも試食してもらった。
 当然、脳にがつんとくるほどの美味、内子はないものの、それに代わるべき身のうまさが楽しめた。この濃厚な旨さをいかに表現しべきか、ボクには言葉がないのだが、むさぼり食うときの沈黙こそ、その証拠となるだろう。
 実はエガニを食らうとき、誰でも野生を感じさせる顔つきになる。試食していただいた方々総てに野生を感じたことを明記したい。

土佐の廣丸への問い合わせは
http://www.k5.dion.ne.jp/~tokusan/
土佐の廣丸のホームページへは
http://www.zukan-bouz.com/zkan/hiromaru/index.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、トゲノコギリガザミへ
http://www.zukan-bouz.com/kani/gazami/nokogirigazami.html


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このページは、管理人が2007年9月 2日 10:51に書いたブログ記事です。

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