●クリックすると拡大
夏から秋にかけてのエガニで、いちばんうまいのは巨大なハサミ
土佐の高知の名物、「エガニ」の正体はトゲノコギリガザミ、アミメノコギリガザミ、アカテノコギリガザミである。なかでももっとも巨大になり、土佐が誇るエガニがトゲノコギリガザミ。なんと過去には3キロなんていうのも珍しくなかった。
そして旬は冬だ。何と言っても内子を抱えたメスを食べたら、もういっぺんでエガニの虜になってしまう。では夏から秋にはだめなのだろうか? エガニは。と疑問に思っていたら、『土佐の廣丸』永野廣、昌枝さんからオスメスとりあわせてエガニが送られてきた。
これを蒸して、また茹でて、たっぷり飽食する。また今回は築地土曜会メンバーや『市場寿司 たか』に来たお客さん、市場仲間にも試食してもらった。
当然、脳にがつんとくるほどの美味、内子はないものの、それに代わるべき身のうまさが楽しめた。この濃厚な旨さをいかに表現しべきか、ボクには言葉がないのだが、むさぼり食うときの沈黙こそ、その証拠となるだろう。
実はエガニを食らうとき、誰でも野生を感じさせる顔つきになる。試食していただいた方々総てに野生を感じたことを明記したい。
土佐の廣丸への問い合わせは
http://www.k5.dion.ne.jp/~tokusan/
土佐の廣丸のホームページへは
http://www.zukan-bouz.com/zkan/hiromaru/index.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、トゲノコギリガザミへ
http://www.zukan-bouz.com/kani/gazami/nokogirigazami.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
マイワシの天丼 後の記事 »
九月の一日、小柴のマサバ