なぜ4月にマイワシのフライかというに、魚の状態が不安定で少ないからと答えるしかない。当然、マイワシの脂の乗り、身の状態もいろいろで難しい。そのせいだろう、この季節に刺身を作る気になれない。
それでおかずにするため、安いものを見つけたら、市場で手開きにしてくる。
作るものは天ぷら、フライに蒲焼き。ムニエルなんかにもするんだけど、あまり凝った料理は合わないようだ。
不思議なのは、あまり脂ののっていないマイワシでもフライにすると、ややふわっとして柔らかく、ジューシーになり、表面の香ばしさと相まって見事な一品になる。
こんな料理を作るときは慌ただしい日に決まっているので、つけ合わせなんてどうでもいい。子供にレタスをちぎらせて、最近気に入っているキューピーのタルタルソースをそえるだけ。
さて、ボクは普段ビールをあまり飲まない。それでも子供達の大好きなイワシのフライを作るときにはお父さんもビールとなる。ここでの注意点はやや多めに作ること。我が家は子だくさんなので2キロほどもマイワシを買い込んできてフライにする。
イワシのフライを作ったぞ、山も笑い、お父さんはビールがうまい。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、マイワシへ
http://www.zukan-bouz.com/nisin/maiwasi.html
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http://www.zukan-bouz.com/
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