慌ただしい日々が続いており、毎日が戦争のようだ。それでなにが困るかというと、煮いかや、自家製のこはだ(コノシロの幼魚の酢漬け)を作る暇がないということ。
八王子魚市場のあんちゃんから、開いたこはだを買う。
本来は持ち帰って振り塩して30分ほど、後は酢洗いして、1時間ほど甘酢(ほんの少量砂糖を加える)に漬けるというのが我が家風。寿司屋で作るのは、塩をして、水洗い、酢に数分漬けて出来上がりとなる。我が家族はやや酢が利いたものが好きだし、子供はほんの少し甘く感じる方がいいようなのだ。
今回は、慌ただしい土曜日だったので、いきなりぽん酢である「ゆずほの香」に漬け込んでみた。それで5分。もったいないけど、一度ぽん酢を捨てて、新しい「ゆずほの香」をかけ回して1時間(時間はこはだの脂ののりで決まる)。
これが思った以上に、うまい“こはだ”となっていたのでビックリした。「ゆずほの香」の塩分はぽん酢としては低い方だが、漬け込むことからすると充分すぎるほどだ。だから「ゆずほの香」で漬けた“こはだ”には漬け醤油はいらない。単にワサビだけ添えて食卓に出す。
これは困ったときの定番的な“こはだ”作りになりそうである。
米田醤油店
島根県松江市東本町3-58 電話0852-21-3591
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、コノシロへ
http://www.zukan-bouz.com/nisin/konosiro.html
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http://www.zukan-bouz.com/
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