毎日忙しくて追い立てられているようだ。それで料理もパッパのパッと出来るものばかりになってしまっている。
その最たるものが冷凍保存しておいたスルメイカの胴で作る「スルメイカの生姜醤油焼き(しょうがしょうゆやき)」。
冷凍スルメイカは流水でもどすこと数分。この水分をよくふきとって、適当に切れ目を入れる。
テフロンフライパンにゴマ油を薄く引き、よく熱してからスルメイカをジュっと焼く。できるだけ強火で、短時間に焼くのがいい。
火が通ったら、スルメイカを一度取り出す。
火を止めて、同じフライパンに味醂(みりん)、醤油(しょうゆ)を入れて、もう一度火をつける。
煮立たせて、少し煮詰めたら、生姜(しょうが)の絞り汁を加えて、スルメイカをもどす。
ここで強火にして、少し搦(から)めるようにして出来上がり。
スルメイカに火を通した時間は短時間であり、柔らかく仕上がっている。味醂の旨味とイカの甘味であるグリシンや他のアミノ酸なんかと相まって、ほんまにうまい一品になっている。
この料理は、珍しくご飯のおかずでありながら、また酒の肴としても優秀である。もっとつけ加えると、焼酎にも赤ワインにも日本酒にも水割りにも相性がいい。
だから家で作るときには、たっぷり作るのが真のコツ。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、スルメイカへ
http://www.zukan-bouz.com/nanntai/tutuika/surumeika.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
私、シオフキを誤解してました 後の記事 »
最近コノシロはこうやって食べている