ホウボウの酒塩干しってうまいなー

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 我が家にお年をめしたお客様がおいでになる。
 市場でいろいろ考えた末に、焼き物はホウボウに決めた。
 身内なので、そんなにかしこまることもなく、適度に家庭的に。

 産地不明のホウボウは産卵期の痛手から抜け出して、身がふっくらとしてきている。
 脂もありそうなのだ。
 これを4、5本も選んで買い求めてくる。
 旬を外しているために思ったよりも安い。

 まずはホウボウの頭を落として背開き。
 やや強めの塩をしておき、水で洗い流して酒に漬け込む。
 これを冷蔵庫で半日乾燥させる。

 後は焼くだけだから簡単至極。
 でもこんな単純な料理に、お客はいたって感激してくれたようだ。
 焼き残った2枚ほどをお土産にお持ち帰り願った。

 面白いことに酒を使うと、焼き色がきれいに着く割りに硬くならない。
 そこに適度な酒の風味が残る。
 産卵後の荒食いで思った以上に脂があるのか、甘味が強い。
 夏のホウボウ、なかなか捨て難し。

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、ホウボウへ
http://www.zukan-bouz.com/kasago/houbou/houbou.html


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このページは、管理人が2008年7月20日 17:14に書いたブログ記事です。

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