兵庫・鳥取・島根・岡山への旅 概略01

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 水産物アドバイザーとして島根に通い始めて、そろそろ8か月になろうとしている。
 地方の水産物を売れるように、また水産業を活性化さるためには「なにかをしなくてはいけない」、でも「行政もJFも漁業者も水産関連の業者も限界がある」という状況にいる。
 そんな課題を持っての旅は、そんなに楽しいものではないというのを今回改めて感じたところ。

 さて、14日早朝に鳥取県鳥取市にいなくてはいけない。
 それでいろいろ交通機関を調べてみると、連休の移動日と、格安な交通機関を求める傾向からバスは無理。
 また深刻な高所恐怖症を抱える身にはできれば飛行機は使いたくない。
 結論として、13日の早朝に我が家を出て、新幹線利用で鳥取を目差す。
 そこに問題があって、12日の深夜においてまだやるべき仕事を済ませていないのだ。
 仕方なく、早朝3時に起きて、やり遂げたのが6時過ぎ。
 そこから最終的に旅の支度を点検してから、こっそりと家を出る。

 朝方ののぞみは空いている。
 姫路着が10時59分。
 2時間弱市内を無駄歩きする。

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姫路と言ったら「姫路城」だけど街の方だって、とても楽しいのだ

 それから「特急はくと」で鳥取県智頭町に。
 津山にすべきか智頭町にすべきか悩んだ末に、選んだのだが、思った以上に発見はなかった。

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ボクの姉から上の世代の映画が多いのだけど、なんとなく総てなじみ深い気がする

 敢えて思わぬ拾いものだったのが、『西河克己映画記念館』。
 それから鳥取市へ。
 『たくみ』で買い物をしたり、軽く酒を飲んだりして、余計に市内の衰退振りを知る。

 翌日14日は浜勝商店の十九百さん、鳥取市議の児山良さんに案内をしていただき湖山池を見て回り、大黒さんと賀露港、「かろいち」を見学。

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湖山池の石がまを見る

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地物が多い、そして安い、農産物も売っている。いい市場だと思うねー

 そこから境港へ。
 途中、道の駅『赤崎』、米子市の『ふれあい村アスパル』に立ち寄る。
 米子市でヤマトシジミさんに合流して、境港には午後4時過ぎに到着。
 ここで水産庁の上田勝彦さんを交えて会議。
 この上田さんとの出会いは我ながら、衝撃的。
 詳しくは後ほどにして、「後でじわじわ効いてくるウエカツ水産」と銘記しておく。
●ウエカツ水産総本舗
http://ueka2007.naturum.ne.jp/
 夕食はウエカツ水産の上田さん案内で市内「美佐」にて「紅がに料理」
 「紅がに(ベニズワイガニ)」尽くしなんだけど、ズワイを超えそうなうまさにちょっとたじろぐ。

 翌15日は午前中境港魚市場、仲卸市場を見てから、松江市に。

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境港でのベニズワイの水揚げ

 松江市の方と簡単な会議。
 午後、JFしまね『松江魚市場』で会議。
 そのまま大田に向かう。
 和江港にて島根県小型機船漁業協議会会長吉田敬治さん他と会議、夕競りを見る。

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夕方の競りがいかに大変であるかを知る

 ここで日本の漁業が抱える様々な問題点を改めて思い知る。
 大田市内で一泊。
 夕食で「へか焼き」などを食べる。
 もしもここで食べた「へか焼き」がいろいろ試行錯誤の結果生まれたものなら大失敗であると思う。

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
http://www.zukan-bouz.com/


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このページは、管理人が2008年10月20日 11:48に書いたブログ記事です。

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