八王子綜合卸売協同組合『やまぎし』は川崎北部市場で仕入れを行っている。
当然、神奈川の地物がくるわけで、そこに魅力がある。
10月2日、通りかかるとシライトマキバイだろうと思えるものがあり、福島県産かなと思って、よくよく見るところんと丸いNeptunea(エゾバイ科エゾボラ属)が混ざっている。
これは明らかにヒメエゾボラモドキである。
それでシライトマキバイだろうと思ったBuccinum(エゾバイ科エゾバイ属)をもう一度見ると、明らかにスルガバイなのだ。
ヒメエゾボラモドキとスルガバイは東京湾、相模湾、駿河湾であがるもので、実を言うと神奈川県だとしたら間違いなく長井港のエビカゴ漁の副産物だ。
北のエゾバイ科の巻き貝はそれこそ頻繁に市場に来ているが、東京湾から南のものはほとんど目にする機会がない。
買い求めてきて酒蒸しにしたり、刺身にしたり、握りにしてもらったりしながら、三浦半島には長い間行っていないな、なんて思う。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、ヒメエゾボラモドキ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/ezobora/himeezoboramodoki.html
スルガバイ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/ezobai/himomakibai/surugabai.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
http://www.zukan-bouz.com/
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
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