宮崎県延岡への旅 あらまし01

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 朝7時半の飛行機に乗るために、まだ暗い夜道を歩く。
 中央線各駅停車で浜松町、そして羽田第二ターミナルビル。
 迎えてくれたのはヘンリーブロスの代表、江嶋力さん。
 今回はオブザーバーとして延岡市に向かう。
 強いジェット気流で宮崎航空までは2時間弱もかかる。
 今年、何度目の空の旅だろう。
 ボクが乗るジェット機は毎回やけに揺れる。
 たどり着いた宮崎空港で、まず目に飛び込んできたのが県知事のポスターである。
 宮崎はこの顔だらけだった。

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 ジェット機が遅れたので、宮崎空港液までダッシュ。
 したものの、走るまでもなく特急「にちりん」の出発時刻には15分以上間があった。
 そのときケータイがなる。
 相手は島根のマジマジ君。
「あのですね。灘あじって知ってますよね。それを実際に作った人が河野さんというんです。会ってみませんか」
 実を言うと、この時点ではまったく本日の予定を知らない。
「会う時間があるかな、会えたら会うからね」
 ほどなく赤い車両が滑り込んできた。
 南延岡までは1時間少々。
 「にちりん」は真っ赤な車体で、派手派手しいものの車内はかなりポンコツである。
 宮崎市、日向市などを過ぎていきながら、ときどき日向灘が見え隠れする。
 いくつもの魅力的な川を超えて、たどり着いた南延岡。
 迎えてくれたのが『ミツイ水産』の石井潤一郎さん。
 石井さんには10日、11日の二日間お世話になりっぱなしだった。

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石井さんに連れて行っていただいた延岡市街を見下ろす山の展望台から

 さて、南延岡駅からほどなく、たどり着いたのが市内松原町にある「ミツイ水産」。
 ここで江嶋さんは、伊東吉成社長と、商談に入る。
 ボクは一様オブザーバーとして臨席したが、ただじゃまをしていただけのように思う。
 市内の可愛らしいフレンチの店「マルシェ」で昼食をご馳走になり、石井さんの運転で北浦を目差す。
 延岡市は県最北の地。
 なかでも北浦は宮崎県の北のどん詰まりにある。
 途中、浦城という港を見学。
 そこに河野さんからケータイが入る。
「豊城を出て、信号を見たら電話してきてください」
 その信号がなかなか現れない。

ミツイ水産
http://mitsui-suisan.co.jp/
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このページは、管理人が2008年11月12日 17:11に書いたブログ記事です。

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