深夜といった方がいいのかな。
4時前に目覚める。
最近本を読む気になれず、資料ばかり手に取っている。
ネットでアヤボラの毒について検索。
衛生研究所のデータでもテトラミン以外はまだ未知の物質となっている。
朝方7時半までフジツガイ科を改訂。
アヤボラ、カブトアヤボラ、ボウシュウボラ、ナンカイボラの改訂をする。
パジャマにフリースを羽織って近所のコンビニへ。
空の高いところは青く晴れていて、低く黒い雲がかかる。
寒くも暑くもない。
ソメイヨシノのつぼみが膨らんでいて、いくつか割れて、咲き始めている。
これって一分咲きとでもいうのだろうか?
コンビニでクロワッサンに野菜ジュースを買う。
帰宅して市場のカレンダーを見るともなく見て、さて今日はなぜ休みなんだろうと考える。
お彼岸というのと春分の日が結びつかない。
午前11時過ぎまで画像の整理、保存、寿司図鑑、お魚三昧日記、エトセトラエトセトラ。
太郎と姫達にピラフを作ってやり、スニーカーを買いに近所のアウトレット(太郎曰く)に出かける。
太郎のがナイキで5800円、ボクのがニューバランスで4000円弱。
個人的にはナイキのロゴマークを見るといつも下品だなと思い、まだ一度も買っていない。
でも子供にそんなことを言っても始まらない。
だいたいスニーカーなんて言葉は何時の頃から使い始めたのだろう。
子供の頃は単に運動靴とか、中学生になるとバッシュ(バスケットシューズ)とか言ったけ?
このスニーカー周辺のアメリカ的な色合いが大嫌いなんだなと再認識する。
ボクはそのままスーパーに寄り道。
分葱(分枝するタイプのネギ)、偽ビール3本。
魚売場に丸のままのホウボウを見つける。
そういえば、「東京のスーパーでは丸の魚が見られない」なんて嘘つきなオバチャンがいたっけ。
そんなわけがない。
多摩地区のスーパーで見る限り、思った以上の魚種が置いてある。
甲殻類だって、冷凍物をはじめ生のサクラエビ、シバエビは珍しくもない。
新宿、世田谷、武蔵野市、最近のスーパー歩きでは、どこだって丸の魚が見られるのだ。
嘘をついてでも「食育、食育」なんてほざいている下品さって、たえられないな。
農林水産省、厚生省、文部科学省、もっと現実を見てから「食育」を考えるべきではないのかね。
帰り道、ソメイヨシノの並木道。
半日なのに一分咲きから、二分咲きの状態になっている。
午後1時半、築地の『本家 佃茂』で買った貝柱の佃煮でお茶漬け。
これがなかなかイケルと思いながらも、ホタテガイというのは佃煮には向いていないのではないか? と考える。
午後6時までホタルイカ、イイダコの改訂。
軟体類の改訂カ所の膨大さに息苦しい気分に陥る。
夕食はメバチマグロのコチュジャン(韓国広場で買った)・サンチュ、鶏腿肉の焼き鶏風、タイセイヨウサバの棒ずし、クロダイのポワレ、冷たいソーメン、武内立爾さんのご母堂が作られたイカナゴの釘煮。
●クリックすると拡大
サバの棒ずしはあっという間に作れるので便利極まりない。我が家では「困ったときのサバの棒ずし」と言う言葉がある
『本家 佃茂』の貝柱の佃煮と食べ比べて、イカナゴの方が遙かに上。
だいたい瀬戸内海のイカナゴの釘煮には春を感じる。
ようするに佃煮は小魚とか前浜でとれる貝、小エビなどを材料にするからいいのだともしみじみ思うのだ。
武内家のみなさん、ありがとう。
姫達は7時からドラえもんを見ている。
ボクはヤマトシジミさんに頂いた「簸上正宗」を飲む。
8時過ぎ熱い風呂につかって、9時前にはダウン。
3月20日
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
http://www.zukan-bouz.com/
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
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2009年3月21日からの非食記